2014/03/30

待ってました!【高校生バレーボール全国大会@コンポンチュナン】

高校生バレーボール全国大会の季節になりました。

シェムリアップ州での予選を勝ち抜き、うちの女子たちが所属する
アンコール高校女子バレー部が昨年に引き続き州代表として
選ばれました。

今年の会場はコンポンチュナン州。
鍋の港という名前の州で、赤い素焼きの焼き物が有名です。

24日(月)の早朝に元気に出発したのは、カン、ヤー、ナチ、ソムライ、
ルティアの5名。
車に揺られ揺られて到着の知らせが来たのは12時間後でした。

私とスナーダイ・クマエ女子バレー部顧問の佐藤典子先生も第2試合
が行われる28日に向け、前日にシェムリアップを出発しました。

第1試合は25日に早々に行われて、3セット先取のストレート勝ちとの
知らせを受けていたので、こちらの気持ちも高まります。

私たちはシェムリアップ~プノンペン~コンポンチュナンとバスや
タクシーを乗り継いで会場に向かいました。

会場に到着したのは試合開始時間ぎりぎりの朝8時半。
焦ったカンが先生の電話で私に「まだですか?」と連絡(笑

対戦相手はコンポンチャム州代表チーム。
なんとか間に合ってすべてのセットを見ることができました。

州代表スタメン6名中4名がうちの子どもたち。
これは私たちも鼻高々でした(笑


カンちゃんのサーブで次々に得点

ヤーとソムライはアタッカー
ナチのレシーブもよかったです
日ごろの練習の成果があり、きちんとセッター(カン)に渡して、アタックに
もっていく確率はシェムリアップチームのほうが高かったです。

途中でリードされる展開も何度かありましたが、そこでチームの雰囲気を
悪くせず勝つムード作りをしていたのがカンちゃん。
さすがスナーダイクマエのムードメーカー、いい子です。

あれよあれよで3セット先取の勝利を手にしました!
右がシェムリアップ 
まだまだ続く試合のため、できるだけ少ない試合数で体力を温存して
ほしいところなのでこの勝利は大きかったと思います。

最後に全員で、みんないい顔
昨年出場した全国大会ですが、今年は去年よりもレシーブ力がかなり
あがっているように感じました。
あとはソムライのアタック成功率が上がれば・・・(笑
初参加のルティアは控えでしたが、真剣に応援している姿がよかったです。

うちの子たち以外の2名の選手もたびたび施設内のバレー練習時間に
参加してきていたので、私たちも顔なじみ。

やっぱり一緒に体を動かす仲間って楽しいなあと思いました。
(私は見学専門ですが・笑)

気持ちのよい2勝目をあげて、笑顔で宿舎に帰っていったみんなを見送り
私たちも帰路につきました。

試合はまだ続くので引き続き情報を載せていきたいと思います☆
みなさん、応援よろしくお願いします!


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2014/03/26

今年もモリモリ

この季節、どこもかしこもマンゴー祭りの様子ですが
スナーダイ・クマエも例外ではなく、毎日毎日マンゴーの
収穫が行われています。

着替えもまどろっこしいのか・・・笑
ある日、出先から戻るとちょうどみんなが収穫していました。
学校の体操着のままなので、帰宅後すぐにマンゴー一直線だったのでしょう(笑
写真の上部に映っている黄色いマンゴー、これは日本人も好きなタイプ。

カンボジアではマンゴーの種類によって、青いまま食べるのを好む場合も
あります。
そのときはサラダの具などおかず的に食べることが多いです。

まだ黄色くないけど、その手前くらいの状態の場合は歯ごたえを楽しみ
ながら塩・トウガラシをまぜたものをつけて食べます。
これはちょっと渋みもありますが、どうもカンボジアの人たちはそれが
好きな様子です。


みんなでマンゴーを洗います
上の写真はまた別の日です。
写真に写っているだけでも十分な量かと思いますが、その5・6倍の量を
収穫していました。

それでも畑にあるマンゴーの木にはまだまだ青い実が・・・。

子どもたちに訊くと、一回で一人当たり最低5個は食べるそうです(笑


日本では高価なマンゴーもカンボジアではこたつの上のミカンよりも
親しみのある扱いかもしれませんね。

このマンゴー豊作はまだしばらく続きそうです。


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2014/03/25

NPO法人ふるさと南信州緑の基金

3月は1年の中でも訪問される方々が多い時期ですが、ありがたいことに
私たちの施設はそのほとんどがリピーターであり、支援者の皆さんです。

*注
もともと訪問希望者の方にはメールでの事前日程調整や、訪問時の
注意事項などがあり、誰でも簡単に受入れをしているわけではありません。
詳しくはこちらをご覧ください。


3月23日に訪問されたのは、長野県のNPO法人ふるさと南信州みどりの基金
の皆様。
今年1月、私も帰国中に皆さんのいらっしゃる長野県飯田市にお邪魔し、事前
学習のお手伝いをさせて頂きました。
そのときの集合写真
いつも皆さんをカンボジアに連れて来られる伊澤先生は飯田市教育委員会の
教育長をされている方です。
先生によると、今回の訪問では高校生の参加者を公募したそうですが、定員
10名を大きく上回る人数の応募があり、高校2年生ばかり14名と枠を増やし、
予算を組み直しての参加となったそうです。


事前学習で施設概要はお話していたのですが、そのときから「熱心に話を
聞いてくれている」と感じていました。
実際にこの場所に来て頂き、歩きながら院内のご案内をしたのですが、
そのときも質問してくれたり、メモをとる姿が目立ちました。

その後は子どもたちと対面し、交流時間だったのですが、私は昼食用の
カレー作りをお手伝いしました。
できるだけ高校生に交流させたいとの計らいでしょうか、カレー作りを一緒に
して下さったのは毎年NPOのカンボジア訪問で顔をお見かけするおじさま達。
とても助かりました!
料理をしながらあれこれとお話もできて楽しかったです。

このグループのガイドは、卒院生のパナーとベテランガイドのポーキーさん。
30名の皆さんをまとめるのに一生懸命でした。
パナーは調理も手伝っていたので、久々に話もできてうれしかったです。

そんなパナーが伊澤先生に呼ばれて交流の場に・・・
即興でしたがきちんと話していました
自分が子どもとしてここにいたときからこういった交流の機会があった
のだけれど、その時間が楽しみだったこと、カンボジアと日本お互いを知る
機会になるのでぜひこれからも訪問を続けてほしい。

そんな話をしたそうです。(私は写真だけ撮ってすぐに調理に・・・)

たしかに、パナーが施設にいた頃から伊澤先生たちが訪問して下さって
いて、そのパナーが今では皆さんを引率してくるようになっているのです
から、時は流れ子どもは成長しているのだと思いました。

この団体の皆さんがカンボジアに来る主な目的は、伝統の森計画で有名な
クメール伝統織物研究所への支援のためです。
伝統の森にある学校は皆さんの支援によって建設されたと聞いています。

もう今年で10年になるというカンボジア支援、私たちも9年のお付き合いに
なります。

高校生の皆さんも自分の特技を子どもたちに披露して下さいました。
日本からしっかりと準備して下さっていたので内容はかなり濃かったの
ではないかと思っています。


最後に皆さんと

年配の方から高校生の皆さんまで、それぞれの世代で感じてくれたことが
あると思います。
私自身も人生の先輩方より、温かい励ましや、アドバイスなどを頂き、
皆さんにまた会えてよかったなあと思う時間でした。
子どもたちも同世代の日本人との交流は楽しかったと思います。
バスケットゴールも買ってきて頂いたのですが、今朝はスタッフが交流の
ときとは別の場所にしっかり設置して子どもたちがいつでも遊べるように
したいと話していました。

皆様、今年もありがとうございました。


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2014/03/21

みんなの知らないところで・・・

用務員のサンおじさん、私と彼が一緒に働くようになってもう10年
以上経ちます。
フットワークの軽さと、丁寧な仕事にいつも助けられています。

ある日、子どもたちが全員学校に行ってしまい閑散とした施設の
片隅でもくもくと作業するサンおじさんと主任のソカーさん。

なにしてるんだろうと見てみると・・・

針金、見えますか?
取っ手の部分にも針金補強
このザルは作業時間に花壇に入れる土を運ぶ際に使うもの。

ソカーさん曰く「すぐに壊れるのでいつも壊れてくる場所を重点に補強している」
とのことでした。


ソカーさんとサンおじさんは義理の兄弟なのですが、本当の兄弟かと思う
ほどに仕事が細やかです。
そして施設にある備品を自分のもののように大事に扱ってくれます。

私たちは本当の家族ではないけれど、一緒に過ごす時間は長く、子どもたちに
とってはお手本になるお父さんのような役割の二人。
家族が物を大事にする習慣があれば、おのずとそこにいる子どもにもその
習慣は伝わっていきますよね。
こんな地味なことですが、私たちが大切にしてる事柄の1つです。

カメラを向けると照れるおじさん
みんなが学校に行っている間にそっとやってくれているところもお父さん
っぽいなあと思いました。

たくさんある道具もいきなり全部使うのではなく、補強しておいて少し
ずつ大事に使っていくそうです。

さりげないことを黙ってやってくれるスタッフに支えられていることを
再確認した昼下がりでした。


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2014/03/18

音楽発表会@ワットボー小学校

子どもたちの通う小学校では年に1度音楽発表会があります。

カンボジアではこういった取り組みを行っている小学校はそう多く
ないと聞きます。
ワットボー小学校では音楽教育や体育教育にも力を入れてくれて
いるので、そんな数少ない学校にたまたまた近所だったことから
通っている子どもたちはラッキーです。

数日前の音楽発表会、指導員のダラさんが親として出席したので
写真をお願いしていました。

メールで送りました、と言われてワクワクで開いてみると・・・


普通の写真やん!(笑

音楽発表会・・・らしい写真は??(笑

ピアニカを持っている・・・
演奏中の写真はないようで・・・(笑


発表会は順位をつけるものではなく、練習の成果を保護者に見てもらう
ためのイベントだそうです。

カンボジアの学校ではこのように子どもたちは日ごろ習得したものを
誰かに見てもらう機会と言うのが極端に少ないので、子どもたちにとって
よい機会になったのではないかと思います。

特に小学生くらいの頃ってできるようになったことを見てもらって、ほめて
もらったらうれしいですもんね。

ということで、写真は今一つでしたが(笑)、子どもたちの学校行事の
ひとコマでした。


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2014/03/14

オンの手料理 チャー クダウ モアン

子どもたちのランチタイム、いつになくニコニコしているみんなに
どうしたの??と聞いてみると、

「今日の料理はオンくんが作りました!」

と元気な回答。

スナーダイクマエには調理担当スタッフが一人いますが、毎日
必ず2名の子どもたちが交代で調理をお手伝いをすることに
なっています。

今日の当番はオンだったようですね。

鶏肉のぶつ切り・・・ワイルドや
ぶつ切りの鶏肉とレモングラスその他香草とトウガラシをワイルドに炒めた
「チャー クダウ モアン」

クダウは「暑い」「熱い」という意味なのですが、この場合英語の「Hot」って
感じで、辛いの意味らしいです。(カンちゃん談)

以前ジャイアンと命名したオン 笑
ナチと一緒に
スナーダイクマエでは「お手伝いの中から学ぶ」ということがたくさんあります。

教室で習う大切なこともありますが、掃除、洗濯、料理、ものを片付けること、
時間を守ることやあいさつなど生活に関わるすべてを指導員がしてあげる
のではなく、

やり方を教える

のです。

男子は皿洗いだけは拒否するので(笑)、その皿洗いに必要な水を
井戸からくみ上げる力仕事をしています。

それ以外のお手伝いに男女の区別はほとんどつけていません。

彼らはここを卒業したら生きていく知恵が必要になります。
そのためにも基本的な生活習慣を身につけることがもっとも重要なこと
なのです。

他にも子どもたちができること、色々とご紹介したいと思います!


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2014/03/12

学生団体レアスマイルの皆さん今年も

今年は例年に比べて訪問者の少ないスナーダイ・クマエ。

そんな中、昨日は学生団体レアスマイルの皆さんが来られました。

ここ数年何度か訪問して下さっている津田塾大学の学生団体・
レアスマイルの皆さん。
バッタンバン州にある孤児院の支援が主な活動だそうです。

支援先の孤児院運営の参考にされるのか、多くのご質問を頂き
ました。
スナーダイ・クマエは創立16年、もしも他の方のお役にたてることが
あるのなら、できるだけ丁寧にご回答しようと心がけています。


それにしても学生さんたちは、かわゆいですね(笑

リーダーがまとめようとするのですが、緊張なのかカチカチでした(笑

自分たちのできる範囲のことを模索する姿は私に初心を思い出させて
くれました。

子どもたちと遊ぶこともなく、2時間の訪問時間いっぱい施設運営の
話や質問で過ごしてくれました。

団体名「レアスマイル」の由来も載っているHP

今年もご訪問ありがとうございました。

最後に撮った集合写真・・・・笑

ちっちゃっ!!笑
ドライバーさんに撮影してもらったのですが・・・(笑
おかげで私も紛れてることができました。あはは。

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おまけ
後日、レアスマイルの方より下記写真を頂きました。
こちらのほうが見やすいですね!
ありがとうございました☆

2014/03/10

また州代表に・・・

平日も練習はしているのですが、日曜日のバレーボールクラスは
ノリコ監督の指導があります。

まずはいつも通りのウォーミングアップをすませ、夕日を浴びつつ
少人数でトス回しの練習。
もちろんお母さんは見学 笑
途中で高校のお友達も来たので、一緒に練習。
練習試合は燃えます
実は・・・
今年もうちの子たちが所属している高校の女子バレー部が州代表に
なりまして、今月開かれる全国大会に出場するのです。
一緒のメンバーのお友達も日曜だけど練習したくなってうちに来たよう
ですね。

ノリコ監督の練習が一息つくと、あとは夕食まで自由に練習。

これがいつもの流れです。


女子のバレーコートから男子のサッカーコートに目を移すと・・・
卒院生のパナーが誰よりも燃えてました(笑


同級生や卒院生が普通に参加できるスポーツクラス。
楽しいです。

今年も女子には全国大会で健闘してほしいですね。
結果はまた追ってご報告します☆


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2014/03/07

2013年会計報告書お送りします

日本は今月が年度末ですね。
スナーダイ・クマエの年度末は12月です。

ようやく昨年度の収支報告書ができましたので、明日以降に支援者の
皆様にお送りできそうです。

年々することが増えたとはいえ、遅れがちの収支報告書が完成すると
達成感もひとしおです。
いつも黙って待って下さっている支援者の皆様には感謝の言葉しか
ありません。ありがとうございます。

送付先の住所を書きながら皆さんの顔を思い浮かべております。
中身がすべてコピーなのでせめて宛名だけでも手書きでと思います。

これまでに80名以上の子どもたちと関わらせてもらいました。
ここにいる子どもたちに今現在の最善をという気持ちを継続して
いくためには支援者の皆さんの存在が欠かせませんでした。

どうかこれからもよろしくお願いいたします。

もし10日から2週間ほどしても届かないということがありましたら、
下記メールアドレスまでご一報ください。
snadaikhmer98@gmail.com

2014年3月7日
スナーダイ・クマエ 代表 メアス博子




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2014/03/05

ここから広がる・・・

今年の春も地球の歩き方ボランティアツアー受入れをさせて頂いて
おります。何度か書いているのでご存知の方もいらっしゃるかと思い
ますが、このツアーは今年で受入れを始めて10年になるのです。

10年、過去およそ3000人の方々がここを訪れたことになります。

カンボジア支援ブーム?というか、少し前から流行りのスタディツアー
とは一線を画していると自負しております(えらそうにすみません・笑

これまで施設の子どもたち、そして参加者の皆さんとの双方向での
意義ある時間というのを考えてきましたが、先日うれしいお知らせを
頂きましたのでここで紹介したいと思います。


2月のツアー受入れ時に現地手配会社のPITアンコール社員である
古川さんが同行されてきました。
子どもたちはいつものように発表会でいろいろな練習成果を披露
させて頂いたのですが、その中に「きらきらぼし」振り付きで合唱と
いうのがありまして・・・

実は数年前に私が幼稚園の頃にやったのをふわーっと思い出し(笑)
ちびっこたちに教えたもの。
カンボジアでは幼稚園に行くのはまだ一部の人たちなので、お遊戯
もやったことがなく、小学生くらいでも楽しんでやるんですよね。
どうやら2番目は自分たちで考えたみたいなのですが、1番だけ教えた
ものを応用して2番まで自主練習?遊び?(笑)で覚えたようです。

それを覚えてくれていた古川さん。
PITアンコールで企画されている別のボランティアツアー、村の子ども
たちに音楽を教えるツアーにてこの「きらきらぼし」を導入してくれた
そうです。

どこでも子どものお遊戯は涙が出るほどかわいいのです
その後送って下さった写真です。
上はうちの子たち、下は村の子どもたち。

子どもが無邪気に発表する姿をみると涙ぐんでしまうのは歳のせい?(笑

子どもたちが練習したものが村の子たちを笑顔をにしていると思うと
なんだかうれしい気持ちになりました。

うちの子どもたちが巡り巡って村の子どもたちにつながった、そんな出来事を
皆さんにもお知らせしたいと思いました。


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2014/03/04

気合十分 笑

日曜日の昼下がり、みんなの様子を見に行ったら・・・

めっちゃ真剣に練習してました・・・
土曜日から地球の歩き方ボランティアツアーの皆さんが来ていて、
午後からは発表会+自由交流があるため伝統舞踊の最終チェック。

このツアーは10年前から受入れをさせて頂いているのですが、年々
子どもたちの自主性が出てきてびっくりします。

最初の頃は旅行会社の方が何をすれば子どもたちが楽しめるかと
いうことを考えて下さっていたけれど、5年を過ぎたあたりから子どもたち
から自分たちが発表したい事や発表会の司会役を言ってくるように。

ずっと受け身ではなく、自分たちの意見もいうようになってきたから
10年も続いているのでしょう。

自主性のないものって継続しないですよね。

子どもも参加される皆さんも、双方向で有意義な時間にしてほしいと
始めた当初から思っていたし、その形が10年を経てよい意味での
変化をしながら続いているってすごいことだと思います。


練習の成果、きっとうまく披露できたはずですね。


補足
孤児院(日本では児童養護施設)訪問はふらっと簡単に立ち寄る
ようなものではありません。
私たちの施設ではメールでの事前アポイントメントがない方は
絶対に受入れをしていませんので勘違いして「子どもと遊んであげる」
なんて言って突然入って来ないでくださいね。
詳しくはこのブログの「連絡先・訪問予約方法と注意事項」のページを
ご覧ください。
訪問者に厳しく制限をかけている理由を記載しています。


2014/03/01

明治学院大学の皆さん

2月3月は学生さんの訪問が多い時期でもあります。

よくブログにも掲載している地球の歩き方ツアー以外に多いのが
ゼミなどの研修で来られる学生さんたち。
この場合は担当の先生とご一緒のことがほとんどです。

昨日は明治学院大学のみなさん、6名。
以前もお越し下さっていたのですがいつも私が不在でようやく
実際お目にかかれたわけです。
事前学習もして下さっていたのか、基本的なことはわかってくれて
いて、概要説明後の質問も積極的でした。

興味を持って聞いて下さるといつも以上に真剣になります。


他の施設との情報共有などの機会はありますか?と訊いてくれた
女の子がいました。

・団体同士としては福祉局の働きかけでローカルスタッフが会議や
ワークショップに参加したり、その際に自分の団体紹介もしていること。

・子ども同士の交流としてはスポーツを通じて交流試合なども
行っていること。

・日本人の関わる他の施設から視察などの目的で訪問をうけること。

普段はあまり意識してなかったのですが、考えてみるといろんな形で
外部との交流がありますね。


そして私が長年ここでモチベーションを保ち続けることができた理由を
教えてほしいとの質問も。

もともとモチベーションが高いほうではなかったのでゆっくりゆっくりと
気持ちを育てていったことや、1つ1つを乗り越えていくことで見えなかった
ものが見えていく面白さや卒業生が一定の結果を見せてくれる存在に
なってきたことなどがその理由なのかなと自己分析しつつ丁寧に
回答させてもらいました。


先生からは本は書かないのですか?と訊かれたのですが・・・(笑
本・・・そんなだいそれたことはなかなか・・・(笑
ブログを書くだけでもウロウロしているので・・・。

院内のご案内をしてから集合写真。
小さい私が中腰になる必要はあったのか・・・笑
いつも思うこと。
私が拙い話をしているときに、きちんと目を見て聞いてくれる人がいると
できるだけの内容を伝えたい。
自分が彼らくらいの年齢の時だったらどんな気持ちで、どんな受け取り方を
したのかを意識して言葉や表現をえらんでいくこと。
きちんと心に響くお話をしたいと心がけています。

色々な方が来てくれるから、私も話す回数が増えて自分を磨くことも
できます。

話すたびに気がつくのは、毎年話せる内容が増えていくこと。
伝えたいと思うことが増えていくんですね。

それにね、私が皆さんに話す機会を頂くのはおかあさんが働いている
姿を子どもたちに見せる機会でもあるんですよ。

ありがとうございました。
最後に頂いた日本のお菓子もおいしかったです。
素朴なお気遣いに心温まりました。

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