2018/03/01

地球の歩き方ツアー【児童養護施設で先生になろう!未来作る日本語教室】

14年続くスタディツアーの受入れ、今年の春は2月24日から3日間でした。
写真たっぷりダイジェストでご報告します。

2月24日(土)
初日は私からの施設説明で始まります。
今回はお二人だったので、距離も近くお話することができました。
男性は再訪の方で、東京絵画展でもお手伝いしてくれていました。
女性の方は通われている大学が私の母校に近く、親しみを感じました。

そのあとは子どもたちと自己紹介。
みんな男性の方のことは名前も覚えていて、私もびっくりでした。

2月25日(日)
午前はいよいよ日本語の授業です。
過去にスナーダイ・クマエで日本語教師をしてくれていた佐々木愛さんが
完全にサポートしてくれて教案を考えてくれているので安心ですね。
写真が暗くてすみません・・・
私が見学に行ったときは、果物や野菜の名前を絵カードで覚えていました。
通訳はうちの卒業生で、佐々木さんの教え子でもあったサヴィ。
そして絵カードを描いたのは、卒業生でサヴィの後輩にあたるサイハーでした。
子どもたちは「サイハー兄ちゃん、絵がうまい・・・」とびっくりしていました。

最後はビンゴゲーム。習った野菜や果物の名前を自分でランダムに書いていきます。
カンニャ、日本語をよく覚えていました。

文字もきれいに書けていますね、すごい


ビンゴした人には手作りのメダル授与(笑
二人ともニコニコでした。

さあもう一仕事です。
今日のランチはみんなで作るカレー。
とにかく切る!笑
ものすごい量の肉と野菜を切ります、そして切ります(笑
卒業生のチョムランとピサールも手伝いに来てくれました。
最後まで鍋を見てくれていて安心。ありがとう。

こうやってみんなが遊んでいる間にそっと食べる場所の準備をしてくれる
子もいるんですよ。カンニャ、本当にお姉ちゃんになったなあと思いました。

みんなでいただきます!
ちびっこもカレーが大好き。2皿食べた!私は3皿!と話してる姿が愛らしかった
ですよ。
大きな子は6皿も食べた子がいるとか・・・苦笑

食べた後は後片付けもして、いったん休憩です。


午後からは子どもたちの発表会。
大きな子たちの伝統舞踊も本当に上手になりました。
ちびっ子たちからはクメール語の歌とお遊戯。かわいいですねぇ。

そして一番盛り上がったのは「ハンカチ落とし」だったようです。
7歳のソピアップが何か笑いのツボにはまったらしく、グラウンドを叩いて
大笑いしていたと。見たかったです。(私は他の仕事をしていました・・・)

楽しい時間はあっという間に過ぎますねえ
2月26日(月)
朝は昨日の日本語の復習と算数のお勉強です。
絵カードを見て言葉の復習

次は算数です、できるかなー


私も参加したのですが、なかなかの脳みその体操になりました。
特に最後の面積を求める問題。
子どもたちのわからなさっぷりにソカーさんが手を貸さずにはいられない様子
でした(笑

このあと交流を終えて、再度皆さんと私が振り返りを。
ソカーさんにも丁寧にお礼を言ってくださいました。
まだまだ若いお二人、あまり気負わずに楽しい未来があるというイメージで
進んでほしいですね。
二人とも本当にまじめで、私の言葉もひとつずつかみしめて聞いてくれていました。

夕方は最後のお別れです・・・さみしいな・・・。

子どもたちからは涙そうそうを・・・
クメール語でメッセージを伝えてくださいました
BGMは生演奏で。
彼は以前うちに来た時に将来は学校の先生になると子どもたちに話していた
そうです。この春から先生になるそうで、それを子どもたちに伝えてくれて
いました。
子どもたちにも同じようにがんばってほしいですね。

これで本当にお別れです
みんなと一人ずつ握手して・・・。
最後はソチアがお兄さんに抱きついていました。名残惜しい・・・。

このツアーでは、お互いに学びあえることを中心に内容を精査してもらって
います。
子どもたちにもらたすものがない訪問は迷惑をかけるだけだ、これは
ピースインツアーアンコールの現地責任者大塚めぐみさんが常におっしゃって
いることです。
そんなカンボジアへの、そしてスナーダイクマエの子どもたちへの愛着を
持って考えてくれるこのツアー、参加された日本の方々とお互いに得るもの
のある時間になったのではないかと思います。


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