2011/01/28

産経新聞に掲載して頂きました

1月19日付 産経新聞和歌山版に掲載して頂きました。

記事の内容で、私(メアス博子)が孤児院に関わるようになった経緯、
現在の孤児院の状況などを毎年夏に開催している絵画展とからめて
説明して下さっています。
また今年は私の出身である和歌山県でも絵画展を開催する計画と
なっており、和歌山東ロータリークラブの皆様に会場選定などの
ご尽力を頂いていることも書かれていました。

子どもたちに見せると、漢字が読めないので内容はすぐにはわかり
ませんが、カラー写真に写っている私を見てうれしそうにしてくれて
いました。

高校生のスレイニーは、漢字がたくさんあるけどがんばって読んで
みたい、コピーしてほしいと言っていました。
私が絵画展を通じて、支援者の皆様、またその他関係者の皆様、
そして子どもたちになにを伝えたいのかをまとめてくださっている記事
なので、子どもたちが読んで少しでも理解をしてくれれば、と思いました。

今回の掲載に関して、和歌山東ロータリークラブの皆様や産経新聞
和歌山支局の方に大変お世話になりました。ありがとうございました。

2011/01/21

1年ぶりの再会

現在スナーダイ・クマエで日本語教師を務めているソチア先生が
施設の卒業生であることはご周知して頂いていると思いますが、
ソチア先生を日本語教師として育ててくれた先生が佐々木愛さん
です。

彼女は日本に帰国して約3年になりますが、6年間施設の日本語
教師として子どもたちの指導にあたって下さっていました。

昨年もカンボジアに遊びに来て下さったのですが、今年は昨年から
まだ1年たたない今月に来て下さいました。

彼女に教えてもらっていた子どもたちが卒業し、社会人になっている
姿を見てもらいたくて、2つの場所を訪ねてきました。


その1
カンボジアティータイム「ノムトムムーン」
ここは昨年卒業したサヴィーがお世話になっている、カンボジアの伝統菓子
をお土産用に販売しているお店です。
確認せずに行ったので、サヴィーがお休みの日だったことを知らず残念。
ここではお菓子の試食をさせてくれます。
冷たいハス茶とともに頂きました。
実は施設で飼っている鶏から産まれる卵がこのお菓子の材料にも
なっているんですよ。
サヴィーには会えませんでしたが、日本語の上手なスタッフの方に
丁寧に対応して頂きました。
ごちそうさまでした!


その2
カフェ・モイモイ
以前ブログにも掲載しましたが、昨年度の卒業生ケインが働くカフェです。
ここでは外国の人にも抵抗なく食べられるカンボジア料理がたくさんあります。
カンボジア人のだんなさまと日本人の奥様お二人で経営されているだけ
あって、どちらのテイストもバランスよく加えられていて、スタッフの方々も
よく教育されていると感じます。
そんな難しい話はさておき(笑)はらぺこの私たちは何をいただこうかと
メニューに釘付け!

でもやっぱり食べてしまう 「鶏肉冷やしそうめん」
砕いたピーナッツが入った甘酸っぱいたれがくせになりそうです。
ボリュームあり、二人で分けて頂きました。

「生春巻き」

生春巻きを頂くとき、一口では食べきれないけれど噛みきれないと言う
経験はありませんか?
ここでは一口大にカットしてくれているのでその心配もなし!
中の具もきれいに並べられていてちょっとした作品のようでした。
低カロリーな生春巻きは女性にオススメです。

「椰子砂糖のパンナコッタ」
オーナーの奥様が考え出されたと言うカンボジア風パンナコッタです。
椰子砂糖を使った自然の甘さが口に広がります。
ゼラチンは日本からということで、数に限りがあるようですがこれはかなり
イチオシのデザートです。


おっと、おいしい食べ物にばかり関心があるわけではありません(笑
卒業生のケインと佐々木さんも無事に再会しました。
先生に教えて頂いた日本語を活かしてこうして仕事ができることを一番
喜んでいるのはケインでしょうね。
仕事中なのであまりたくさん話はできませんでしたが、料理を運んだり
お皿を下げたりする姿を見ていると、体が弱くて心配した時期もあり
ましたが、元気に仕事していると安心できました。

2011/01/01

明けましておめでとうございます!!

新年明けましておめでとうございます。
あっという間に1年が過ぎ、またまた新しい年がやってきました。

昨年度は卒業生が3名、無事社会に送り出すことができました。
新しい子どもの受け入れもありました。

こうして活動を継続できるのも、ご支援下さる皆様のおかげです。

私も今年の4月でカンボジアに来て11年となります。
早かったような、長い道のりだったような不思議な気持ちですが、
これまでと変わらず、今年も一層励みたいと思っております。

年末年始は一時帰国しておりましたが、スタッフよりメールがあり
子どもたちと新年のお祝いパーティを催したということですので
写真を掲載したいと思います。
(カンボジアの新年は4月ですが、1月1日も一応学校はお休みです)

毎年元旦には焼き肉パーティをするのが施設恒例行事なのですが、
今年はいつもの各テーブルで焼くスタイルではなく、BBQ風にして
みました。

ドラム缶を半分に切ったものに網を乗せた焼き機を使います。
みんな楽しそうですね~

私も一緒に食べたかったです。
普段野菜中心のメニューなだけにこれだけのお肉を焼くと子どもたちの
テンションも上がって当然です(笑

普段は蚊の鳴くようなか細い声で「はい、おかあさん・・・」という
ソチアも今日ばかりは大はしゃぎ(苦笑

みんなが元気で新年を迎えられたことを幸せに感じます。

今年もどうか子どもたちの健やかな成長を一緒に見守って頂けましたら
と思います。
よろしくお願いいたします。