2010/08/26

みつかっちゃいました・・・

子どもたちの住んでいる建物の1階には小さい倉庫があります。
スポーツ用品や絵画の道具、伝統舞踊の小道具などを保管
している場所です。

どこの家庭でも一緒だと思いますが、子どもは散らかしますよね・・・
いつも整理整頓と教えていても、見てなければあっという間に
ぐちゃぐちゃです。

孤児院では作業時間や清掃時間など一日のスケジュールが
決まっているのですが、今日私がたまたま廊下で二人を見かけた
のは、自由時間。
午前10時、もう自習も掃除の時間も終わっているはず、です。

バドミントンをしようとしていたのか、ラッタナーはラケットを手に
ウーイはボールを持っていこうとしていました。

が、なんかこの部屋汚い・・・

見つけたついでに二人にはちょっと片づけをしてもらいました。
苦笑いしながら片づける二人。



私はそのまま外に出て、指導員のソカーに
「今、二人が掃除してるから見に行ってあげてね」
と、話しました。

その後二人には
「頑張って片づけたのに、みんなに散らかされたら嫌だよね?
だからみんなにもどうやって片づけるのか教えてあげてね。
出したのと同じ場所に戻すだけ、簡単でしょ?」
と伝えておきました(笑


毎日この繰り返しですが、カンボジア人スタッフも根気強く教えて
くれていると思います。
この繰り返しが子どもたちの習慣になると思うと、やっぱり見過ごせ
ないんですよね。

2010/08/25

田植え

昨年は大洪水で流された、我がスナーダイ・クマエの畑。
特にはじめて植えた稲が全滅という憂き目に遭って、今年はリベンジ
するしかない!とスタッフも意気込んでいました。(私だけかも・笑)

しかしながらちょうど田植えの時期に私は絵画展のために一時帰国中。

そんなわけで、お母さん不在の孤児院にて行われた「THE田植え」の
様子はスタッフからの報告メールによって知りました。


まずは田んぼを耕します。


これが苗。



一つ一つ手で植えていきます。
あー、私も一緒にやりたかった!



孤児院の敷地は約3300坪。
田んぼも結構広いんですよ。




さて、今年の収穫はいかに??
去年のような豪雨に見舞われないことを祈りつつ・・・

2010/08/20

自分のことで恐縮ですが・・・

帰国中の7月半ば、ついに私の36歳の誕生日がやってまいりました。

その日何気なくメールをチェックすると、スタッフのサォピーアから1通。


添付写真は子どもたちからのお祝いのカード。



真ん中の写真はこれです。



泣けるほどうれしかったです。

私の誕生日は神戸絵画展の搬入日。
翌日からの絵画展に向けて、モチベーションが一気にあがったことは
言うまでもありませんでした。


オークンチュラーン!(どうもありがとう!)

2010/08/17

届けましたー!

絵画展でご来場の皆さんに書いて頂いた子どもたちへの
メッセージカード。

今日の夕食時にみんなにしっかりと届けました。


去年は私から写真を見せられ、話を聞くだけだった絵画展。

子どもたちにも自分の絵を皆さんに見てもらっているんだと
いう実感を持たせたいと思って、今年はメッセージカードを
設置させていただきました。

たくさんの方々に一言を書いて頂き、子どもたちも喜んで
いました。

ご協力頂きありがとうございました。

2010/08/12

みんなに会いたい!

以前のブログ記事に書いたのですが、今年から
施設にあるパソコンと帰国中の私、メアス博子の
パソコンをスカイプでつなぎ、簡単に電話で話す
ことができるようになりました。

東京絵画展も無事に終了し、実家に帰ってほっと
していたところに施設スタッフからさっそく電話が
入りました。

今日はカメラ付きということで、みんなの様子が
見れました。

ちょうど自習時間だったのですが、みんな電話が
気になってしょうがない模様(笑
勉強してる姿を見せたいのか、恥ずかしいのか
あまりカメラのほうは見ないのですが、体から
神経がカメラに向いてるオーラが出ていたことを
お母さんは見逃しませんでした。













絵画展のことについてスタッフにはこのときに少し
話しましたが、みんなの様子を見て
「直接顔を見て、絵画展の報告をしたい!」
という気持ちでいっぱいになりました。

スカイプってとっても便利ですね。
でも顔を見ると会いたくなるので、一時帰国の時は
ちょっと危険かも・・・です。

2010/08/09

東京絵画展終了しました

2010年夏のイベント、スナーダイクマエ絵画展。
最終開催地は東京新宿。

8月1日から8日で延べ450名から500名の方に
お越し頂くことができました。
孤児院発信のブログだけではなく、JA東京中央会
の皆様、そしてPIT東京、PITアンコールの皆様、
その他施設に関わる方々が広報してくださった
おかげでこれだけの方々にお越し頂くことができた
のだと思います。
ありがとうございました。


長期支援者の皆様、孤児院を実際に訪問された
ことがある方々、また今回ご協力頂きました
JA東京中央会の関係者の皆様などなど、本当に
たくさんの方々にお目にかかることができ、私も
うれしく思いました。

搬入から撤去作業、また期間中の販売などの
お手伝いは栃木県の白鴎大学の学生さんたちに
お世話になりました。
若い皆さんと毎日会って、私も元気を頂きました!

展示の様子

子どもたちの代表作品を1枚ずつイーゼルに展示。
壁面が少ない分知恵を絞り、カーテンにクリップで
とめたりもしました。








今年は絵画だけではなく、半立体(ダンボールで作った
作品)などの展示も行いました。









またカンボジア、シェムリアップという町、そして孤児院に
ついてのパネルも展示しておりましたので、ご来場の
皆様が熱心に読んで下さっていたことも印象的でした。
このパネルや子どもたちのプロフィール文章は支援者
でもある川中由美子さんのご協力を頂きました
。ありがとうございました!




8月2日には約100名の方々をお迎えし、私が孤児院に
ついてお話をさせて頂く機会もありました。
緊張の中、静かにまた温かくお聞きいただき本当に
ありがとうございました。


孤児院のこういったイベントを日本で行うのには3つの
理由があります。
1つ目は、長期支援者の皆様に子どもたちや今の孤児院
の様子を日本で感じて頂く機会を作ること。
2つ目は、まだカンボジアについて、そしてスナーダイクマエに
ついてよくご存じでない方に興味を持って頂くこと。
そして会場での物品販売による売り上げを施設運営費と
してゆくこと。

上記の目的を果たしていくために、これからもこのイベントは
継続したいと思っています。


最後になりますが、ご来場の皆様には熱心にご質問を頂いたり、
売り上げにご協力頂きましたこと、心からお礼申し上げます。

写真家・足立君江さんには連日会場にお越し頂き、販売している
写真集にサインをして頂いたり、お客様とお話をして頂きました。
歌手・車谷浩司さんには今年も会場にお越し頂き、受付などの
お手伝いを頂きました。
ありがとうございました。

そして孤児院ご訪問をきっかけにこの会場を無償でお貸し下さった
JA東京中央会の皆様に心よりお礼申し上げます。


来年以降も夏になればスナーダイクマエのイベントと思いだして
頂けるよう、継続開催をしていきたいと思っています。
皆さんのアンケート回答を参考に年を追うごとに内容も充実させて
ゆきたいと思っておりますので、これからもどうかよろしくお願い
いたします。