もう6月になってしまいました・・・。いくらもともと授業が少なく内容も薄いと言われているカンボジアの公立学校でも、さすがにこれだけ授業がないというのは不安になります。
そんな中で先月から各学校が独自の対応をし始めているようです。
子どもたちの通うワットボー小学校では、Zoomでのリモート授業が推奨されましたが保護者から色々と意見があったようで試行錯誤しています。
家庭によって持っているデバイスに差異がありますし、ネット環境があるかどうかも重要です。
ワットボー小学校ではZoomでの授業参加は不可の家庭に対しては、教師と保護者がメッセージグループを作り、宿題のやり取りをしています。
授業がないのでそのぶん保護者にしわ寄せはかなりあるのですが、何もない中で自習だけすることは難しいので今日はこれと指定があるだけでもマシかなという感じです。
自習時間 |
手前で小学生たちが宿題をしています。少し大きな子が小さい子の隣に必ず座って一緒に勉強することになっています。
宿題はこんな感じでソカーさんが写真に撮ってメッセージで教師に送ります。
1 |
2 |
3 |
どれが誰のものかは言いませんが(笑)、1は間違いがありそれを指摘されています。
日本のように正解に〇をつけるのではなく✔をつけるので、日本人にはどれが間違いでとれが正解かわかりづらいですね。
2・3はいずれも満点ですが、大きく手書きで✔の先生もいれば、数字で10点と記載している先生もいます。
ワットボー小学校では1クラス大体50人ほどいて、今宿題が出るのはクメール語と算数の2科目です。
つまり先生は毎日最低でも約100個の宿題のやり取りがあるんですね。
確認して点数をつけるだけではなく、宿題未提出の子の保護者に確認のメッセージをしたり、教え方がわからないという保護者とのやりとりもあります。
先生たちも大変です・・・。
そしてスナーダイクマエでは、18名の小学生の担任の先生とのやり取りすべての窓口がソカーさんのスマホになっています。
朝8時から11時ごろまで宿題のことで通知音が鳴りっぱなしです・・・。
ありがとう、大変だよね、と声をかけると、「まあ・・・大変だけど、先生の方がもっと大変だろうから・・・」という回答に、ソカーさんの人を思いやる人柄が出ていました。
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