いつもは現地スタッフからの報告をブログに載せておりますが、
今日は違います。
今年に入って美容師の専門学校を終了したユンは、シェムリアップ初の
日本人美容師佐藤典子さんのサロンでインターンをさせてもらっています。
その典子さんからのおしらせ。
(典子さんでピンときた方、はいそうです!バレー部のノリコ顧問です笑)
先日二人である村にある施設でヘアケア(髪の洗い方やシラミ駆除)に
ついてのレクチャーをしてきたとのこと。
打ち合わせはばっちりのはず |
通訳したそうですが、練習の時はあたふたして新人漫才コンビのよう
だったとは典子さん談(笑
実際に目の細いクシで典子さんが髪をときながらどうやってシラミを
落とすのかを見せたり、村の女性の髪を洗いながらどんなポイントに
注意して洗えばよいのかなどを指導したと聞いています。
女の子の髪を編み込みしてあげたそうです |
施設にはなかった選択をした初めての子です。
今は日本語学校に通いながら典子さんのお店でインターンをさせてもらって
いますが、美容の仕事に必要な日本語という目的ができたので勉強も進んで
いるようです。
やっぱり、「なんのために勉強するのか」がわからないと勉強が苦手な子ども
にとっては向き合うことは難しいですよね。
そういう意味でもユンが職業訓練を選び、そこで必要な勉強(美容のことや
語学)を学ぶというのは順番として合っているのだと思います。
子どもによって進め方も変えられるし、みんな一緒じゃないといけないという
理由はありません。
その子に合った方法を一緒に見つけていくのが私たちの役割ですね。
最後は村の人々に囲まれて質問攻めにあっていたというユン。
気恥ずかしそうに、でも誇らしく対応している姿が目に浮かびました。
これからも漫才コンビ・・・・じゃなくて二人が色々な場所で知識を広める
活動をしてほしいなあと思います。
私たちにとって『当たり前』の知識が場所によっては『初めて聞く』知識で
あり、その人たちの生活を向上させることにつながるのです。
ちなみに私の息子はユンに洗髪してもらったそうですが、とても上手だったと
のことでした。
次は私の番かな~、楽しみです。
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