2020/09/16

カンボジアのお盆にかかせないもの その1

 今週はカンボジアのお盆、プチュンベンで連休になります。

今年はコロナウイルス感染防止もあり、お寺へのお参りは取りやめにしましたが、毎年恒例のオンソーム(ちまき)づくりは必須です。

去年はもち米10キロ購入しましたが、今年はなんと15キロ!

お寺にお供えしないのに・・・ふふふ。


朝8時前頃からわいわいと
伝統舞踊練習場にゴザを敷いて、みんなでわいわい作ります。

が、ここで始める前にたくさんの準備段階があります。

数日前、

敷地内にあるバナナの木から葉っぱを切り取り、天日干しに。
これがちまきを包む皮になります。


これは乾かした葉っぱを、ちまきを巻きやすい大きさに切っていく作業です。



そしてちまきづくり当日、早朝に市場でもち米、豚肉、バナナ、豆、ココナツミルクなどの材料を調達します。

いつもオンソーム(ちまき)と、ノム ボッという米粉でヤシ砂糖とピーナツを混ぜたものなどを包んだお菓子も作ります。

まずはその材料の下ごしらえ。


調理担当のランさんがみんなに教えます。

そして冒頭の写真につながっていくわけですね。

ちまきの中身はこんな感じ。
豚肉と豆

バナナ

豚肉の方はご飯として食べる感じで、バナナの方はおやつですね。
わたしはバナナの方が好きです。


ノム ボッの中身も2種類あります。


上が豆で作った餡、下がココナツを削ったもの、ヤシ砂糖、ピーナツを混ぜたものです。
これは子どもたちも大好きです。


数年前、まだ小さくてあまり上手に手伝えなかったソウピアもすっかりおねえちゃんになって、手際もよく作っていました。


みんなで包んだちまきを茹でる作業は中高生に任せます。
ノム ボッは蒸します。



完成したちまきを前に集合!

写真は一部だけで、本当はもっとたくさんあります(笑


作業が終わった時、中学生のトンが、「去年よりももち米が多かったのに、なんで今年は去年よりも早く作業が終わったんだろう?」と、ソカーさんに訊きにきて、

「それは、去年よりも団結力が強まったんじゃないかな?みんなで協力するというのはこういうことなんだよ。」

と、言われて、とても納得できた様子でした。


おいしくて、たくさんあって、さらにこういうことも感じられるのは、子ども時代の大切な体験だなと思いました。


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