2019/12/12

卒業生カンちゃん結婚式①

卒業生女子の中で初の結婚。
「先輩を追い越してしまった・・・」と、カンちゃん談(笑

今年の夏に婚約していたカンちゃんが、12月7日8日に出身の村で結婚の儀式と披露宴を行いました。
お相手は日本人の男性、福村進さん。
2年くらい前にカンちゃんがガイドをしたことで知り合って結婚に至ったそうです。

わたしは儀式から出席してほしいといわれていたので、村から車で15分くらいのところにあるゲストハウスに3泊し、儀式と披露宴に参加させてもらいました。
(カンちゃんの村は町から車で1時間くらいのところ)

披露宴には出席したことは数知れずですが、儀式を見るのはなんと初めてで、どんなことをするのか興味津々で臨みました。

初日は早朝集合を覚悟していたのですが、意外にも午前8時からと。
しかも8時に行ったのに、実際に儀式が始まったのは10時ごろ・・・うーん、村時間ですねえ(笑




待ち時間の間、前撮りしていた写真を見せてもらっていました。
全部で10枚くらいあって、披露宴のときに入り口に飾る巨大なフレームの写真も2枚、全部で約2万円以内ということで写真は日本よりずいぶん安いなあという印象。

それにしてもカンちゃん、きれい・・・。ため息がでるほどきれいです。
こんな感じの女優さん、日本にいたよなあと思って見ていました。

あまりに待ち時間が暇すぎて(苦笑)、家の周りで祝いの席の準備を手伝ってくれていた近所の皆さんの様子を見て回っていました。

肉を豪快に切りまくる
 今日はお肉何キロ買ったの?と聞いたら「多すぎてわからない」と(笑
たしかに・・・。奥にあるビニール袋全部お肉でした。

こちらは魚をさばく班
 クメール語を話すわたしを奇妙に思いつつ、「カメラ見てねー」というとしっかり目線をくれる女性たち。
ここにも大量の淡水魚がありました。

ぐらぐら沸いている油の中で
男性はなにをしているのかというと、火の番を・・・。
香草を入れた油の中に下処理済みの魚を丸ごと投入。すごいな。

そんなことをしているうちに、なにやら儀式が始まるということで高床のおうちの中へ。
写真を撮れなかったのですが(祈祷中で)、お寺に仕える男性(おじいちゃん)が何か呪文みたいなものを延々を語り、ときどきカンボジア式の祈りの体勢(合唱しながら床に3回手をつける)をする周りの皆さん。
見よう見まねで同じことをするわたし。(笑

お昼は村で準備してくれたご飯を頂きました。
メニューはチャ― トロクォン(空芯菜炒め)とスガオ ガムガイ(鶏肉と塩漬けライムのスープ)でした。日本人のわたしたちの口にできるだけ合うものをという心遣いを感じました。
おいしくいただきました


次は外に出て、花婿とその親族だけ村の道を行列で練り歩きます。(10分くらい)
子どもがかわゆいです
よくわからないのだけれど、花嫁の家に花婿が入って、迎えに行くみたいなイメージでしょうか。(しらんのかい、と言わないでください笑)


そのあとは「髪切りの儀式」でした。
これは卒業生の先輩ラーヴォの結婚式のときも参加したことがあるので知っていました。
2人の髪を切る儀式
実際に切るのではなく、切るふりをします。
近親者から順番に2人ずつ切るふりをして、前で待ち構えるカメラマンに撮影されます。

そしてまた場所を高床のおうちの中に移動します。

次はなんでしょう
このあとも新郎新婦にフラワーシャワーをしたり、なんやかんやあったのですが(はしょりすぎ笑)
赤い糸を
新郎新婦の手首に赤い糸を巻きます。
これも2人ずつ、みんなで順番にしました。
最後の記念写真
朝8時集合から夕方5時ごろまでで、ようやく(笑)終了しました・・・。

新郎新婦が一番大変だったろうなと思いますが、ここ数日涼しい日が続いていたので、その点では救われたように思いました。

おめでとう、という気持ちもあるんだけど、慣れない儀式の連続で、それについて行くのに精いっぱいというのが素直な感想でした。

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