2012/04/13

カンボジア正月 女神さまを迎えます

天から女神様が舞い降りてくるのを合図に1年が始まると
言われているカンボジア。
その日時は毎年変わります。

今年は4月13日午後7時11分。
数日前に子どもたちや指導主任のデットと話している時に
「今年は何時か知ってる?」
と訊いてみました。

ここはデット主任、力強く回答。

お昼の1時です!


うん??と思いつつ、「あれ?夜の7時過ぎだよね?」と
最年長女子のスレイニーに視線を向けると、

??? しりません(照)


えーーーーーっっ!!!

私が「夜の7時11分」と言ってもみんなピンと来てない模様。
ゆるすぎますよ、みなさん・・・。

デットさんに訊きたい、午後1時ならば遠足真っただ中。どこで女神さまを
お迎えするつもりだったのか・・・(苦笑



それはさておき、いよいよ夜の7時11分となり、TVでも新年のお祝いの
番組が始まりました。

カンボジアでは建物の入り口にお供えをおいて、そこでお線香をあげ
ながら女神さまをお迎えするのです。

▼お供えセット

















▼カンボジアのお線香


▼最年長男子サイハーがお線香に火をつけてみんなに配ります。

















子どもたちがいつもとは違う顔つきで手を合わせてお祈りしていました。
毎年こうしてみんなで迎えるカンボジア正月。
カンボジアで最も暑い時期と言われている季節でのお正月です。
4つすべての建物の前でのお祈りをすませ、食堂に集合。
今年もみんなで元気にお正月を迎えられたことに感謝しましょうと
話し、その後一人一人の今年の抱負を話してもらいました。

勉強をがんばる
指導員のいうことをよくきく
みんなと仲良くする

たしかにシンプルで普通の事に思いますが、それがなかなかできない
のが日常。
地道に頑張ってほしいものです。

サロァッちゃんが「洗濯をがんばる!」ときっぱり言い切ったときは
みんな爆笑でしたが(笑


お線香でやけどしてしまったヒアッくん、お母さんも同じです。
二人で指に卵ができた(水ぶくれ)と笑いあったときにふと思いました。
こんな日常こそが大切で幸せな時間なんだな、と。

今年もみんな元気で過ごせますように・・・。



4 件のコメント:

  1. 1年のスタートの日をみんなで祝えるのは嬉しい事ですね。
    成長していく子供達に囲まれて博子さんの喜びもひとしお。

    ところで女神様が舞い降りてくる日時は何処かのお寺のお坊さんが伝えてくれるのですか?
    それを人々はどうやって知るんでしょう?

    男の神様はいないの? 男も頑張れ!!!

    返信削除
  2. そうか、
    今が最も暑い時期なんですね。
    暑さのあまり、時間とかアバウトになるのでしょうか。
    女神様も苦笑いで赦してくださりそう・・笑

    いつもながら皆の手作りの飾り付けが綺麗です。
    なんでもない幸せな年を送られますように・・!

    返信削除
  3. 宮沢さん
    毎年こうしてみんなで新年を迎えられるのは幸せですね。
    神様の降りてくる時間は、たぶん・・・ラジオとかTVで
    言われていると思います。
    デットがあやふやだったのが不思議です(笑
    ほんとやっぱり最後は女が強いんですかねえ(苦笑

    返信削除
  4. naokoさま
    4月が一番暑いんですよ、カンボジア。
    日本人からしたらとても変な感じですよね~。

    あの飾り付けをみると、みんながお正月を楽しみにして
    いるのがよくわかりますよね。
    さすがブログをよく見て下さってる!

    返信削除