2014/03/25

NPO法人ふるさと南信州緑の基金

3月は1年の中でも訪問される方々が多い時期ですが、ありがたいことに
私たちの施設はそのほとんどがリピーターであり、支援者の皆さんです。

*注
もともと訪問希望者の方にはメールでの事前日程調整や、訪問時の
注意事項などがあり、誰でも簡単に受入れをしているわけではありません。
詳しくはこちらをご覧ください。


3月23日に訪問されたのは、長野県のNPO法人ふるさと南信州みどりの基金
の皆様。
今年1月、私も帰国中に皆さんのいらっしゃる長野県飯田市にお邪魔し、事前
学習のお手伝いをさせて頂きました。
そのときの集合写真
いつも皆さんをカンボジアに連れて来られる伊澤先生は飯田市教育委員会の
教育長をされている方です。
先生によると、今回の訪問では高校生の参加者を公募したそうですが、定員
10名を大きく上回る人数の応募があり、高校2年生ばかり14名と枠を増やし、
予算を組み直しての参加となったそうです。


事前学習で施設概要はお話していたのですが、そのときから「熱心に話を
聞いてくれている」と感じていました。
実際にこの場所に来て頂き、歩きながら院内のご案内をしたのですが、
そのときも質問してくれたり、メモをとる姿が目立ちました。

その後は子どもたちと対面し、交流時間だったのですが、私は昼食用の
カレー作りをお手伝いしました。
できるだけ高校生に交流させたいとの計らいでしょうか、カレー作りを一緒に
して下さったのは毎年NPOのカンボジア訪問で顔をお見かけするおじさま達。
とても助かりました!
料理をしながらあれこれとお話もできて楽しかったです。

このグループのガイドは、卒院生のパナーとベテランガイドのポーキーさん。
30名の皆さんをまとめるのに一生懸命でした。
パナーは調理も手伝っていたので、久々に話もできてうれしかったです。

そんなパナーが伊澤先生に呼ばれて交流の場に・・・
即興でしたがきちんと話していました
自分が子どもとしてここにいたときからこういった交流の機会があった
のだけれど、その時間が楽しみだったこと、カンボジアと日本お互いを知る
機会になるのでぜひこれからも訪問を続けてほしい。

そんな話をしたそうです。(私は写真だけ撮ってすぐに調理に・・・)

たしかに、パナーが施設にいた頃から伊澤先生たちが訪問して下さって
いて、そのパナーが今では皆さんを引率してくるようになっているのです
から、時は流れ子どもは成長しているのだと思いました。

この団体の皆さんがカンボジアに来る主な目的は、伝統の森計画で有名な
クメール伝統織物研究所への支援のためです。
伝統の森にある学校は皆さんの支援によって建設されたと聞いています。

もう今年で10年になるというカンボジア支援、私たちも9年のお付き合いに
なります。

高校生の皆さんも自分の特技を子どもたちに披露して下さいました。
日本からしっかりと準備して下さっていたので内容はかなり濃かったの
ではないかと思っています。


最後に皆さんと

年配の方から高校生の皆さんまで、それぞれの世代で感じてくれたことが
あると思います。
私自身も人生の先輩方より、温かい励ましや、アドバイスなどを頂き、
皆さんにまた会えてよかったなあと思う時間でした。
子どもたちも同世代の日本人との交流は楽しかったと思います。
バスケットゴールも買ってきて頂いたのですが、今朝はスタッフが交流の
ときとは別の場所にしっかり設置して子どもたちがいつでも遊べるように
したいと話していました。

皆様、今年もありがとうございました。


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