施設認定証交付のセレモニーは2日後ですという連絡を受けたのが4月30日。
社会福祉省がある首都プノンペンから離れたシェムリアップで活動をしている
私たちは大いに焦りました(笑
施設認定は、各児童福祉にかかわる団体が政府の設ける規定に沿って資料作成を
して申請することでようやく審査の対象となります。
書類審査後に省から派遣される担当者の現地調査を経て、総合的に協議され
認定の可否が決まります。
一度認定を受けると3年ごとの更新になりますが、それでも初回と同様の手続きが
必要となりますので、1度認証を受けたからといって簡単に継続してもらえる
ものではありません。
今回も認定を受けることができた安堵と共に慌ててプノンペンに向かいました。
認定を受けた団体の皆さんと共に |
今年、認定証を受け取った団体はカンボジア全国で13団体でした。
セレモニー中にはそれぞれの団体が各自団体紹介をする時間をいただきましたので
代表のラーヴォ(スナーダイ・クマエ卒業生)とメアス博子が皆さんにお話しさせて
いただきました。
スナーダイ・クマエのような被虐待児を受け入れる団体のほかにも障がいをもつ
子どもたちやHIVの子どもたちなどに教育の機会を準備したり、生活環境を
整えるような活動をされている団体もありました。
児童福祉局長から認定証が授与されました |
かつて子どもだったラーヴォと共に出席することができ、時の流れと彼の
これまでの努力とその成果を思い返すこともできました。
出席されていた皆さんにもラーヴォが以前は施設の子どもであったこと、
彼の存在が私たちの教育の象徴ともいえることをお伝えすることができ
よい機会に恵まれました。
表だってこのような場所に出席するのは私たちですが、その裏で何十年も
支え続けてくださっている皆さんがいてこそ、養育と教育の環境が整った
施設として国からも認めていただくことができたと思っています。
じっくりと子どもたちの成長に付き合ってくださって、活動を支えてくださ
っている皆様に心からお礼を申し上げます。
このようなご報告ができることを幸せに思い、今後の励みにさせていただき
たいと思っています。
これからもご支援、どうかよろしくお願いいたします。
立派になったラーヴォと共に |
セレモニーも終わった翌日、ラーヴォの奥さんと次男で食事しました。
実は、私が来ていたカンボジアのホールといわれる巻きスカートは
ラーヴォの奥さん・ナリーちゃんに借りたものでした。
次男はもっと一緒にいられると思っていたのか、バイバイというとすねて
しまいました(笑 それがまたかわいいんですよね。
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