とはいっても、もともと夏休み中の子どもたちにとってはずっと休み(笑
小学生だけ夏の補習授業がありますが、中高生は自習時間や作業時間を
など時間割をこなした上で自由時間も結構ある毎日を過ごしています。
そんなお休み中、子どもたちの同級生たちがよく顔を出してくれます。
いつもはサッカーに夢中になっているのに昨日はちょっと様子が違いました。
なにしてるの?と近づいてみると、みんなでギターの練習。
ギターの後はサッカーかな? |
カンボジアのことを少し知っている方ならご存知かもしれませんが、
公立の学校で音楽の授業があるという学校はほとんどありません。
美術も体育も同様です。
それでも都市部や一部の学校ではそういう授業に取り組み始めている
ところもあります。
カンボジアは、とひとくくりには言えないんですよね。
子どもたちの通う中学高校でも音楽の授業はないそうですが、同級生で
音楽学校に通っている子がいて、ギターが少しわかるそうです。
うちには寄付などで頂いたギターがあったので、一緒に教えてもらって
いたみたいです。
10年くらい前までは音楽を習いに行くこと自体がほぼなかったように
思うので、カンボジアも少しずつですが変わってきているんだなあと
同級生の様子を通じて感じることができました。
サッカーもギターも、うちは寄付で道具があるし、走り回ったり、大きな
音が出せる場所もあります。
一般家庭の子よりも物があるかもしれません。
それでよく言われるのが、「普通の家の子よりも恵まれていますね」という
お言葉・・・。
うーーん、それは子どもたちが自分で感じることなので他人が言うことでは
ないかもしれませんね。
そもそも家族と一緒に暮らすことのできない事情を持っている彼らに
「恵まれているね」とはなかなか言えませんから・・・。
話を元に戻します。
とにかく、施設だからと言って同級生が遠慮して遊びに来れないような
雰囲気は嫌なので、子どもたちがよく友達とここで遊んでくれるのは
大歓迎なんです。
写真はありませんが敷地の手前の方にある広場でも、小学生の同級生
5人くらいが遊びに来てくれていました。
私を見つけたらみんな全力で手を振っていて、とてもかわいかったですよ。
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