2013/10/21

世界民族祭IN真国 2013 10月19日(土)・20日(日)報告②

いよいよ本番の20日を迎えました。

が!

あいにく朝から土砂降り・・・・。
やんでほしい・・・やんでください・・・
午前の演目にアフリカ楽器「ジャンべ」を使ったパフォーマンスがあった
のですが、学生さんたちの提案で急きょカンとラタナーも出演することに。
昨日も練習していたそうです。


和歌山県知事などの来賓を前に歌い踊る二人と、必死に写真を撮る
保護者のワタシ(笑
雨の中での写真はなかなか大変でした・・・。
最後の決めポーズまでしっかりやりきった二人に拍手。
二人を巻き込んでくれた学生さんたちにはもっと拍手!

途中でNHK和歌山放送の取材も受けました。
私は別室でインタビューを、カンとラタナーは出展ブース内で日本語の
インタビューに一生懸命答えていました。
まさかのTV出演(笑
明日22日夕方のNHK和歌山放送(和歌山だけです)「あすのWA!」で放送
されるそうです!
この番組では夏にもスナーダイクマエの紹介をして頂きました。

そんなこんなで午後2時となり、いよいよ私たちの出番です。
さっきまで降っていた雨がぴたりとやんでくれました。
日ごろの行いですかね(笑

着物姿のかわいい司会者さんも学生さん
最初は若干緊張気味の二人でしたが(いや、私が一番緊張していたか・笑)
まずは日本語で自己紹介。うまくできました。

そしてラタナーのスピーチ。
三年前にプノンペンで開催された日本語スピーチコンテストで3位入賞の
「小学生の僕の夢」です。
あれから3年、小学生だったラタナーももう中学3年生です。

いつにないキリっとした表情で
途中少しつまってしまう場面でも会場から「がんばって」「大丈夫!」という
声に励まされてなんとか元に戻すことができましたが、あの場面で緊張
MAXにならずにやりとげたのはえらいと思います。

会場の皆さんが一生懸命耳を傾けて下さって会場がシーンとなりました。
ありがとうございました。
ラタナーの「夢にむかってがんばりましょう」という言葉、シンプルですが
なかなかできないこと。皆さんからも「もう一度考えます」「日本語あんなに
話してくれてありがとう」などなどたくさんの感想も頂きました。

出番を終えてほっとした二人は、最後の餅まきでおもちをまく係りに。
カンボジアにはない習慣に興奮
楽しそうに餅まきをする二人にカメラを向けつつも、足元に落ちてきた
おもちをしっかりいただいてきた母であります(笑

ブースでもカンボジアの雑貨、子どもたちの絵画に興味を示して下さる方が
多数でした。

そんな中でびっくり再会がなんどかありました。
衆議院議員の阪口直人さん、1990年代初めにUNTAC選挙監視員ボランティア
でカンボジア・ラタナキリ州に派遣されていたそうです。
ラタナキリのラタナはうちのラタナーと同じ言葉で「宝石」と言う意味なんですよ。
以前和歌山市内のホテルでカンボジアやミャンマー情勢についていろいろな
お話を聞かせて頂く機会がありました。阪口さんから声をかけていただき、
びっくりでした。ありがとうございます。

そして終盤でオリジナルグッズのステッカーを購入してくれた男性。
顔を見て「うん???」
わーーーー、中学時代の同級生Yくん!
もう20年以上会ってなかったのですが、顔を見てすぐにわかりました(笑
彼はうちを応援してくれているミュージシャンの車谷浩司さんのファンだった
そうで、車谷さんのライブでスナーダイクマエの話を聞いたり、地元の同級生
からカンボジアで私が活動していることも聞いていたそうです。

そんなこんなで民族祭は終了。
子どもたちには吸収するに余りある経験になったのではないでしょうか。

りらの皆さん、本当にありがとうございました。
遠方から子どもたちに会うためにわざわざ和歌山まで足を運んでくれた
皆さんにも心からお礼申し上げます。
そして地元和歌山で応援して下さっているすべての皆さん、本当に
ありがとうございます。

これからもどうかよろしくお願いします。
実際にカンボジアの子どもたちに会うことで少しでもカンボジアを身近に
感じてもらえたらうれしいです。




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