25日の朝には関空から無事にカンボジアに戻りました。
遅くなりましたが奈良滞在の様子をお伝えします!
今回の奈良滞在、シェムリアップでいつもお世話になっている
ピースインツアーアンコール社の社員、古川さんのご両親と
以前施設を訪問して下さった社会福祉法人ひまわりの家の
渡辺さんのアレンジで実現しました。
22日は移動、古川さん宅で歓迎会をしていただいたのに私の
カメラで写真を撮っていない・・・残念です。
23日午前はひまわりの家で職業体験をさせて頂きました。
カンちゃんはさおり織り体験 |
ラタナーはソーセージ作り |
頂く前のみですが、二人とも施設の皆さんと一緒に職業体験をさせて
頂いていました。
その後、交流などもしてから法隆寺に・・・
あいにくの雨でしたが、二人とも写真で見たことのあるお寺だったので
よかったです。日本語の授業で見たことがあるそうです。
日本に着いて初めての観光 |
赤い葉っぱの前で撮りたいと・・・ |
見学させて頂きましたが、二人とも難しい話で退屈なのでは?と思いきや
カンボジアにはない行政サービスや、施設の内容などに興味を示して
いました。
ラタナーは特に高齢者の施設に関心がありましたが、きっと彼のお母さんが
おばあちゃんのお世話に忙しくしていたのを小さい頃に見ていたからだと
思います。
社会にいる様々な立場の人々を支えるシステムがカンボジアよりも整備
されている日本、二人にとってカンボジアにいたら実際に見ることのでき
ない場所でした。
この夜二人はグループホームと言って、障害のある人たちが一緒に暮らす
おうちにホームステイ。
一緒に夜ごはんなどを作り、おしゃべりをして過ごしたそうです。
そしてもう奈良最後、つまり移動日を除いて日本滞在最終日になりました。
朝は川西小学校を訪問。
5・6年合同集会にして二人を迎えて下さいました。
体育館で皆さんにカンボジアの説明を交えつつスナーダイ・クマエのことや
カン、ラタナーについてお話をさせて頂いたあと、ラタナーがスピーチを発表。
これでみんな、二人が日本語が話せることもわかってくれたようです。
日本の子どもたちも積極的に質問してくれて集会は終了しましたが、その
あとの自由時間はかなり盛り上がったそうです。
(私は別件の仕事があり、集会後別行動になりました)
二人の控室に遊びに来てくれたみんなと カンボジアのあいさつスタイルで撮影 |
日本の学校の感想はまた後日・・・。
午後からは奈良公園に連れていって頂きました。
二人とも「鹿、大仏!」とワクワクしていました。
はじめはなごやかに鹿と初対面 |
写真で見ていた大仏殿 |
男子お決まりの鼻の穴くぐり |
しっかりお祈りする姿はさすが仏教国出身 |
鹿におそわれる 笑 |
こっちでも 笑 |
「鹿が怖かったです・・・」
と言っていた理由が写真を見てわかりました、と同時に笑いました。笑
最終日の夜は私も一緒にホームステイ。
以前カンボジアに来てくれたご家庭で、皆さんに温かく迎えて頂きました。
カンボジアで出会っていたHくん、私がHくんと会うことを帰国前に子どもたちに
伝えていたのでみんなから預かった手紙を渡しました。
手紙を書いたのは子どもたちの自主的な行動です。
出会いを大切にしている子どもたち、そして日本で再会を本当に喜ぶカンと
ラタナーに交流の大切さを垣間見た気持ちです。
あっと言う間に終わった日本滞在。
カンボジアに戻るときは二人だけ・・・だとあまりに心配なのでちょうどカンボジア
に旅行される予定になっていた古川さんのお母様に同行して頂きました。
私はまだ少し日本での用があり残ることになっています。
最後に食べたいものは?というと「ハンバーガー」ということで(笑
もうすぐ出発時間 |
満面の笑顔で「いってきまーす」 |
ものの心配でした。
というのも、古川さんとはハノイまでは一緒、そこからの便は別々だった
からです。
古川さんの便から1時間あとの便に二人は乗らないといけません。
夜になって卒業生のラーヴォから「二人は無事に着いたそうです」と
連絡があり、本当にほっとしました。
私が思うよりも子どもたちはずっとしっかりしているのかもしれませんね。
カンボジアに戻ったらこの日本滞在をフィードバックする時間を作ろうと
思っています。
和歌山、奈良でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。
楽しそうで何よりです。
返信削除私はイベントの日、雨のため行きませんでしたが盛況だったんですね。
それに仏教徒としての勤めには共感しますよ、私もお釈迦様の聖地に行きたいですから。
皆さんが明日のカンボジアを築いて行かれるよう、お祈りします。
コメントありがとうございます。
削除民族祭はたくさんの方がお越し下さいました。雨だったのにラタナーのスピーチのときにはぴたっとやんでくれてラッキーでした。
カンボジアでは日常に仏教行事がかなり組み込まれているので、手を合わせることも自然な行為です。
いつも気にかけて頂きありがとうございます。