昨年制作し、今年の絵画展各会場にも展示していた巨大絵画。
大阪高槻市のイベント、高槻アート博覧会に今年も参加させて
頂き、展示して頂けることになりました。
昨年は想定外の豪雨に見舞われ、最終仕上げの段階で制作
場所となっていた建物が床上浸水・・・。
別の安全な場所に移動しての完成でした。
夏の一時帰国の際に高槻にお邪魔し画材を頂いてきた私は
8月20日にカンボジアに戻り、すぐに制作開始を指示しました。
また来年みたいになると大変ですからね(笑
幸い、雨は降るものの今のところ浸水するほどでもなさそうな
雰囲気。
そこで油断しがちなカンボジア人スタッフのおしりをたたき(笑)
今後の絵画教室の内容を巨大絵画制作に変更しました。
昨年に続き、下絵はみんなで相談した内容を最年長のサイハーが
鉛筆で形にしていきました。
どんな絵になるかはヒミツ(笑
一度やっているので大きな布に下絵を描く作業もさくさく進みます。
5回目の教室でここまできました。
わー、何を描いてるかちょっとばれちゃいましたね~。
私たちの想像を超えた感性豊かな絵になっているのですが、そこまでは
まだ写真ではわからないかな。
そうそう、絵を描く前にみんなに話したんです。
「おかあさんは何を描きなさいと一切言いません。みんなで相談して
意見を出すこと、それをまとめて1つの絵を創り出すこと、協力する
ことをみんなに実際やってほしいと思っています。」
あとは絵を3つのパートに分けて、子どもたちのグループ分け。
私がしたのはそれだけです。
おまけ
巨大絵画制作初日、ほぼ全員の子が時間に遅れてきたので
まずはその点について問題となっていることがなんなのかを
話し合い、改善する方法を見つけました。
にもかかわらず、今日の教室に遅れてきて謝りもせず、理由も
言わなかったサイハー。
教室が終わるときに遅れた理由を訊きました。
シャワーを浴びて着替えるのに時間がかかってしまったのがその理由。
絵画教室の前は作業時間、汗をかいているのはわかります。
遅刻しそうなら先にそれを他の子に伝えることもできたし、まずは
遅れたことを謝らなければなりませんよね。
そんなことをみんなの前で話し、かなりバツの悪そうなサイハーでした(笑
でもそのあと私に「おかあさん、すみませんでした」と小さい声で言って
いました。
そんな素直さがいいんですよね。
早速ビシビシ仕切りと指導をするお母さん、さすがです!!
返信削除今年はどんな絵ができるのかな!
楽しみにしています。(トサカ・・・?)
naokoさま
削除コメントありがとうございます~!
トサカ・・・いいところに目をつけましたな(笑
トサカに見えますよね、ふふふ。
どんな絵が出来上がるのか楽しみ!
返信削除モイモイのカンボジアでは日本ほど時間の感覚が薄いのでしょうね。
だから罪悪感もあまりないのかも知れないけれど、これからのカンボジアを背負う若者達には是非とも身につけて欲しいです。
宮沢さん
削除そうですね、これからは社会人ですし、特に日本語を使って
仕事をしたいと言っているサイハーにはもういいかげん
わかってほしいことでした。
ちょっと厳しかったけど、彼は理解したと思います!