2年前から新しい取り組みとして始まった長野県飯田市の高校生の皆さんの海外研修。
年配の皆さんと高校生たちが一緒の日程でカンボジアで学ぶ旅だそうです。
緑の基金の皆様とはもう10年以上のお付き合いをさせていただいております。
そして高校生が研修で来るようになってからは、事前学習ということで冬に飯田市に
お邪魔し、施設のことをお話させてもらっています。
そして3月27日(日)にいよいよ皆さんがスナーダイ・クマエに訪問されました。
事前学習でお話はしていますが、少し私からもお話を・・・
何を伝えられるか・・・ |
して、日本に生まれてよかったみたいな落としどころを見つけてほしくないと思って
お話をしました。
最終的に向けるベクトルは自分であることを意識してもらえたらという思いです。
そして子どもたちとの交流。
今年はいつもと違って、全員が同時に楽しめるようミニ運動会を準備してくれて
いました。
じゃんけん列車だよ |
優勝のオン、胴上げされてます |
じゃんけん列車で優勝したオン。奇声を発しながら喜びを表現(笑
あとで、『思春期でもあんなに喜びを表現できるなんて素直ですねえ』と
おほめの言葉を頂きました。
お手製のでかパン |
2人で一緒に走るデカパン競争とか、二人三脚とか、みんな暑い中でも
楽しんで走り回っていました。
そのあとは屋根のあるちょっと涼しい場所に移動。
なにをしてるんでしょうか |
桜の花びら形に切ってある折り紙に、筆で好きな言葉を書いて、模造紙に
あらかじめ描いてきてくれた木の周辺に貼ることでみんなの桜を完成させ
ましょうということでした。
子どもたちには初めて書道の筆を持つ子もいたんですが、なかなかうまく
書いていました。
筆で書くクメール語もなかなか味がありましたよ。
できましたー |
桜の絵の上からにょきっと顔を出しているのはピサール。
このあとはみんなで昼食。
今年はカレー作りをやめて、お弁当を持ってきていただきました。
献立は、バーイサッチュルッ(豚肉のせごはん)。カンボジアでは人気の
定番メニュー。(写真撮り忘れました。ごめんなさい)
図書室の交流スペースにゴザを敷いて |
日本からはお味噌汁を持ってきていただいたので、それも一緒にいただき
ました。
自分が高校生の時を思っても、なかなか自分からは動けなかったし、よくぞ
カンボジアまで来てくれたなあという思いで日本の子どもたちを見つめて
おりました。
若干受け身ではあったけれど、自分たちで準備してきた内容でうちの子ども
たちとしっかり交流してくれた高校生の皆さんと、その交流に協力して
くださった年配の緑の基金の皆さんにありがとうという思いになりました。
そして今回のツアーのガイドはベテランガイドのポーキーおじさんと、うちの
卒業生のサヴィ。
いつもは卒業生と写真を撮ってブログに載せるのですが、今回はポーキー
さんにフォーカス!
木登りしてまで激写のポーキーさんを激写・笑 |
カンボジアの皆さんの手助けもあり交流が成功したこと、受け入れる施設
もその体制が整っていないと交流が成立しないことなども併せて相互理解
できたらいいなと思っています。
高校生の皆さん、このブログ読んでくれているかな??
うちの子たちにはみなさんが日本から時間をかけて準備してきてくれたこと
もちゃんと伝えておきますね。
またここに来たいと言ってくれた子、ありがとう。これからきっとまた来る機会は
あると思います。
待ってますね。
NPOふるさと南信州緑の基金の皆様もご協力ありがとうございました。
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