2013/04/16

これも恒例・・・終わりは無礼講

たらいに準備されたたっぷりのお水。
プルメリアの花が浮かんでいます。

またこの季節が・・・。

カンボジアのお正月、日々子どものをお世話をしている親を
子どもが感謝の気持ちを込めて聖水で洗う儀式があります。
いつからかスナーダイクマエの正月の恒例行事になりました。

子どもたちとスタッフが自主的に始めてくれたものですが、勝手の
わからない私は毎年言われるがままに聖水の前の椅子に座ります(笑

いつもは濡れてもいい洋服を着ていくのですが、今年は訳あって
カンボジア風のサロンを身にまといました。

突然始まる水かけの儀式
一番手は毎年用務員のサンおじさん
サンさんから始まる水かけ。
次々に子どもたちが私と、なぜか選出されたちびっこにばしゃばしゃと
遠慮なく水をかけていきます。

お花が頭のてっぺんに・・・
この写真で水をかけているチョムラン、2000年に私が初めて受入れを
自分で決めた子です。
もう中学3年生。チョムランにお水をかけてもらえる日がくるなんてその
ときは思ってもいませんでした・・・。

横のサロァツちゃんの笑顔が可愛い
女の子たちは丁寧に水をかけて体を洗ってくれます。

こうして全員が水かけをしてくれて、最後は女の子たちがタオルで体を
拭いて、ベビーパウダーでさらさらに仕上げてくれました。
今年は平和に終了かと思いきや・・・

ええ話や・・・
ここで終わったらほんまにええ話や・・・

でも覚悟してましたよ、このあと大惨事を・・・

カンボジア正月にベビーパウダーといえば、
はい、このありさま
なぜか巻き添えの佐々木愛氏と共に
去年のベビーパウダーバトルで私の天敵となったオン。
今年は女子&ちびっこを味方につけて「チャップ、オン!」(オンを捕まえて!)と
私が叫ぶとみんな一斉にオンに向かって行きました(笑

お母さんをなめてはいけない。

オンもなかなかすばっしっこく、とらえるのに少々時間はかかりましたがなんとか
1回だけパウダーまみれの刑に(笑

そんなこんなで、ええ話も最後は無礼講の様相。

スナーダイ・クマエらしく終わるためにみんなで集合。

今年もありがとう。
みんな今年も元気で、たくさん食べて、たくさん遊んで、たくさん勉強して、たくさん
人にやさしくしましょう。
「自分だけ」はだめだよ、「みんなで」が大事なんだよ。

真剣に私を見つめる子どもたちの目に、パウダーまみれではありましたが(苦笑)
私自身も気持ちを引き締めつつ語りかけました。

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