います。
指導員主任のソカーさんはたびたびブログにも登場するのでご存知の方も
多いかと思います。
その下にいるのがダラ指導員。
彼は英語教師をしていた経歴と教育に興味があるということで雇用したので
すが、生活態度から指導しないといけなくて最初はとても手こずりました。
私ではなかなかなおせず、主任のソカーさんがずいぶんやってくれたと思います。
子どもたちはすでに身につけていることが新任のスタッフにはできない。例えば
ゴミをポイ捨てしないとか、姿勢正しく座って話す、聞く、食べるとか、そういう
いわゆる『普通のこと』ですね。
子どもたちが敬う心を持てるような指導員でないとかなり難しいんです。
しかしながらこういう現象はここではよくあること。
英語が話せるとか、目に見えるスキルだけで子どもたちの尊敬を受けることは
できません。
そして思春期の女子からは尊敬どころか、
嫌われちゃいます(笑
これがなかりやっかいなんですよね。
一度子どもたちから尊敬されなくなると復活するのはそうとう時間がかかります。
ソカー主任の指導とダラ指導員の自覚でこのごろずいぶん変わってきました。
きっと彼は自分はすぐにでも英語や勉強の指導ができるし、そんなに難しい
仕事ではないと思っていたでしょう。
でも指導するというのは一方通行じゃない、受け取る側との意思疎通が大事で
あることにようやく気付いてくれたようです。
クメール語の母音の暗記・・・ |
クメール語は母音が20個以上あるので覚えるのが大変・・・。
念願のPC教室も再開 |
待ったをかけていたので閉鎖中だったPC教室も最近再開しました。
これもダラ指導員の担当です。
スポーツクラスでサッカーを任せると子ども以上に遊んでしまい、準備運動や
片付けなどに目を配れないダラさんでしたが(笑)、最近は随分ましになって
きたように思います。
ソカーさんともミーティングでよく話しています。
当初から「とにかく1年くらいは指導して様子を見ないといけないね」と言っていた
ので、ソカーさんも最近の変化を喜んでくれています。
ソカーさんは私が施設に来た時にすでに指導員として働いていて、その後一度
仕事から離れましたが5年のブランクを経て戻ってきてくれました。
私が辞めたローカルスタッフに戻ってきてほしいと熱望し、口説き落としたのは
後にも先にもソカーさんだけでしょう。
おかげさまでダラさんの指導もかなり板についてきたように思います。
細かいことをいうとまだまだ理想は高いのですが、ベテランのサンおじさん
(指導員補助)とソカー主任に教えてもらいながらダラさんがこれからも地道に
子どもたちとの信頼関係を作ってほしいと思っています。
まだ中学生女子たちから完全に信頼されているように見えないので・・・(笑
お年頃なので難しいけれど、がんばってほしいですね。
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