2024/02/18

卒業生も次世代につながっています

 昨年、スナーダイ・クマエを卒業したサロァッとカンニャが日曜日に遊びに来てくれました。


サロァッは、サラ・バイという職業訓練校で調理の勉強中。

カンニャは、スナーダイ・クマエから歩いて行ける距離にある日本食レストラン「HASHI」で働いています。


先日、サロァッの通う学校で保護者懇談会がありました。

スタッフのソカーさんが代表で出席してきてくれました。



いつ聞いても学校は楽しいとにこにこしながら話してくれるサロァッですが、ソカーさんも彼女がしっかり学んでいる場所を見てうれしそうですね。


そして、別の日には支援者の方々がスナーダイ・クマエを訪問してくださって、カンニャの働くレストランで食事をしたいとご希望されました。

当日、プノンペンから支援者の皆様にご挨拶と通訳をするために来たスナーダイ・クマエ代表のラーヴォと皆様の遺跡見学のご案内でご指名いただいたパナーも同席しました。


手前からラーヴォ、パナー・カンニャ

15年以上前に卒業したラーヴォが現在は団体の代表になってくれて、その数年後に卒業したパナーも子どもたちの日本語の先生もしながら観光ガイドをしています。

その2人と最年少卒業生のカンニャが勤務するレストランで食事するというのは、感慨深いものがありました。

支援者の皆様がご希望くださったおかげですね。ありがとうございました。


今回ご一緒くださった方々の中で、以前カンニャの絵画作品を購入してくださっていたご夫婦がいらっしゃって、カンニャと対面していただくこともできました。

日本のお宅に飾っていただいている作品の写真を見せてもらったとき、カンニャの顔がぱっと明るくなっていました。



最年長卒業生のラーヴォがカンニャを見るまなざしがとても優しくて、思わず写真を撮ってしまいました。

コロナ禍以降、厳しい運営が続く中でこんな時間をもつことができ、今の積み重ねが未来をつくっていくことを改めて認識し、前向きな気持ちになれました。

同時に、ここまでずっと支えてくださっている多くの支援者の方々のお顔も浮かびます。
できることなら今回のように直接卒業生に会うことで、応援してくださった子どもたちの成長を直接感じていただきたいなあと強く思いました。




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