2015/11/29

天女と猿の神様

日曜日の朝は伝統舞踊教室。

ココナツダンスや漁師のダンスは民衆の踊り。
豊作を祈願したり、男女の淡い恋物語などを表現しています。

最近練習しているのは、天女とハヌマーン(猿の神様)です。

全身隅々まで意識して踊ります
伝統舞踊の先生というのは厳しいのが常、うちの先生も子どもたちの指先が
ちょっと緩んでいるとすぐに厳しい表情でなおしてくれます。
それだけに子どもたちも真剣、緊張感が伝わってきます。

女性らしいしなやかな動き、さすがは毎週練習しているだけありますね。

ちびっこも見よう見まねで・・・
いつもは私の顔を見ると「おかーーーさん!」と近寄ってきて、へらへらーっと
しているスレイメッやセイラーも、ここでは真剣そのものでした。

その向こうでは男の子たちが筋トレ中。
こちらの先生もスパルタ
何のために??と思っていましたが、次の練習に入ってわかりました。
かなりきつい体勢
おサルの動きを表現するためにけっこうきつい体勢がいくつもあります。

腰のあたりでノミを振り払うしぐさも
身軽さを表現するためか片足立ちが多くてしんどそうでした。


女の子たちのしなやかさも実はしっかりと鍛えて締めてるから表現できる
ものなんですよね。


そして練習が終わると、両手を胸の前で合わせてありがとうございます、と
先生に伝えます。
いつ見ても気持ちのいい挨拶だなと思います。

今練習しているダンスは完成までまだ少しかかりそうですが、楽しみですね。




★おまけのはなし★
先日卒業生のケインに会いましたが、彼女も卒業後のある日
親切にしてもらった年配の方に両手を合わせてお礼を言ったら、
「最近の若い人でこんなお礼ができる人にあったことがなかった」と
感激されたそうです。
習慣って大事だなと思いました。
ケインもまた自分の子どもに伝えていってほしいです。



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