バンテアイスレイ遺跡に近いある村で、スタッフのソカーとデットが
支援物資を配ってきました。
施設にいるマウの身分証明書を作るために出生地である村にいか
ねばらないということで、それならば支援物資の中でサイズが合わず
子どもたちが使用できないものなどを持っていこうということになった
のです。
物資の整理、管理はサォピーアがやってくれているので、施設で
使うもの使わないものはすでに分かれていました。
車で約40分ほどのところにある村。150世帯が暮らしてるそうです。
マウちゃんもお手伝いしています。
デットは8月に女の子の赤ちゃんが生まれたばかりのパパです。
施設でもカンニャなど小さい女の子とよく遊ぶ姿を見ますが、やはり
ここでも女の子が気になるようですね。
最後にみんなで集合写真です。
ソカーやデットは、米どころのバッタンバン州出身。
彼らが言うには自分の故郷では農業をしている人が多いけれど、もっと
豊かに作物がとれることと作物の流通もある程度できてるため、子どもを
学校に通わせる親が多い、とのこと。
この村の近くには小学校があるのに、多くの親は子どもを学校に通わせて
いないことも村の人たちと話してわかったそうです。
この辺の村の人々は、やし砂糖を作って生活していることが多いそうです。
この鍋で砂糖ヤシの樹液を煮詰めて、砂糖を作ります。
固形の砂糖はお土産として街で見かけることもよくありますが、一般の
家庭ではハチミツのような粘り気のある液体状の砂糖を調味料として
使用することもあります。
日本から多くの方に支援物資をお送り頂いておりますが、施設で使うだけ
ではなく、こうして色々な場所に届けていることを今日はご報告させて
頂きました。
いつも本当にありがとうございます。
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