健康調査 ＮＰＯ法人ペイフォワード倶楽部から

ケガや病気、虫歯などこの施設を始めた頃は子どもたちの健康状態は
決して良いものとは言えませんでした。
シラミや皮膚のただれなども多かったことを覚えています。

その後、栄養や衛生についてスタッフと一緒に改善を繰り返し、今では
病気になる子も少なく身長も体重も順調に成長するようになりました。

とはいえ、素人の私たちでは気がつかないこともたくさんあります。

先週はＮＰＯ法人ペイフォワード倶楽部の協力により、現役の看護師さん
から健康調査をしていただくことになりました。
今回一度限りではなく、継続していきたいというお話なのでありがたく
思っています。

聴診器に興味津々のちびっこ

対照的に顔がこわばるユン　笑
 

福祉局の指導で毎月身長と体重だけは計っていますが、それ以上のことは
なかなか私たちではできないので助かります。

子どもたちの調査票が集まるごとに看護師さんからのアドバイスも増えて
いきました。
私も聞きたいことが色々と出てきて、今後の生活にいかせる指導をいただき
ました。

ソカーおじさんお手製の身長計

今回、特に年長の女子に若干貧血の傾向がみられるとのことでしたので、
さっそく調理スタッフに鉄分の多い食材を使用するなどの工夫をしてもらう
ことにしました。
その他それぞれ気になる点がある子どもについても、対応策などを聞く
ことができました。

歯科検診は時間の都合でできませんでしたが、看護師さん曰く
「パッと見ですが、ここの子たちはきちんと歯磨きをしているので大丈夫ですね」
とのこと。
ほっとしました。

スナーダイ・クマエではボランティアは募集していないのですが、このように
自分のスキルを速戦で活かすことができるというかたの申し出は歓迎です。
短い滞在期間でも最大限にそのスキルを活かしてもらえるのであれば、
お互いに話し合ってこのような取り組みも行いたいと思っています。

次回は8月に愛知県の看護学校の生徒さんたちと訪問してくれるそうです。
それまでに今回指導頂いたことは改善できるようにしたいです。

ペイフォワード倶楽部会長の田川純子さんがつないでくれたおかげで、私たちが
気づかなかったことをたくさん教えて頂ける機会になりました。
ご協力頂き、本当にありがとうございました。

また看護師の石原さんにも丁寧に看て頂きました。ありがとうございました。




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