2015/05/10

バレーボール全国大会@バッタンバン州

もはや恒例行事となっている、女子バレー部全国大会出場。
簡単に書いてしまっていますが、日本のインターハイと同じく各州の
予選を勝ち抜いてきた代表たちの熱い戦いの場なのです。
つまりうちの子どもたちもシェムリアップ州で一番になったからこその
出場なのです。

もうそれだけでも泣きそう(笑

毎年開催地が変わるのですが、今年は私たちの住むシェムリアップ州の
お隣バッタンバン州で試合があるということで、自分で車を運転して応援
に行って参りました。
スナーダイ・クマエ女子バレー部のノリコ顧問も一緒です。

8日午前7時半から開始。私たちがとった宿がなんと偶然にも会場の真横(笑
徒歩2分くらいで着きました。

開始7時半って言っても遅れるんだろうなあと思いながら時間ぎりぎりに到着
すると、ちゃんと始まりました。危ない危ない・・・。

試合前に整列
カラフルな靴が目を引きます。

一方対戦相手のタケオ州代表たちは・・・
THE はだし!!
やばい、強そうやん!はだしなだけで見た目の強さ倍増してるやん・・・。

あ・・・うちの子もはだし・・・
見た目で少々圧倒されてましたが、ふと目をやるとうちのヤーンもはだしでした(苦笑
ヤーンは今年初めての全国大会参加。
試合中の写真があまりないのですが、彼女はセッターを務めていて、あまりの
動きのよさに見とれるくらいでした。

それでノリコ顧問に「あれは牛若丸並みの身のこなしやな」というと爆笑。
動画で見せたいくらい、ヒラヒラと軽く動いてましたよ、彼女は。

1セット目は少し接戦になりかけたものの、まだまだ余裕で快勝。

2セット目からお互いに譲らない気の抜けない状況が続きました。

ついにナチもはだしに・・・
結果からいうと3-1で負けました。
最後のセットまで追って追われての大接戦だったので、私もノリコ顧問も
試合中ずっとヒリヒリしてました。

中でもサーブで活躍をみせたソムライ
どちらも譲らない状況の中、せっかく取り返したサーブ権をサーブミスでまた
返してしまうという場面が多かったです。
相手との差はただそこだけというくらい互角だったんです。

ただここ数年からみて変わったと思ったのは、ミスをした子へのタッチなど
フォローができるようになっていたこと。
前は誰かがミスをすると白けてしまったり、試合中なのにその子に怒ったり
する場面が多かったです。

試合終了後はみんなで集合写真
この写真を撮る前にタケオ州の子たちが近くに来て「ソムトー(ごめんね)」と
言いました。
その瞬間だけシェムリアップ州のみんなが殺気立ちましたが(苦笑
まあ負けた相手に謝られたら嫌でしょうね。

それでも気を取り直してすぐに握手したり肩を組む、スポーツマンシップも育って
いるようで見ていてほっとしました。

ナチがいなかった・・・
普段はとても穏やかでニコニコしているナチが試合後に号泣してしまいました。
彼女は途中で足の不調もあり、思うような動きができなかったようです。
よっぽど悔しかったのだと思います。

ここ数年シェムリアップ州内では負けなしの彼女たちですが、今年の不本意な
成績はもう少し時間が経てば精神力の向上につながると思います。

若いうちにできるだけのことを経験して、強くて優しい心が育ってくれたら
いいなと思いました。

今年もよくがんばったと思います。
応援して下さった皆様、ありがとうございました。



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