2015/04/18

お正月〆の儀式【今年は二つ】

このブログをいつもご覧頂いている皆様(がどのくらいいらっしゃるかは
わかりませんが・・・笑)にはおなじみ、カンボジア正月締めの儀式は
『お母さんに感謝を込めて水浴びさせる儀式』ですね。

しかし今年はまず子どもたちの健康や、施設の安定を祈るために僧侶
に水かけのお祓いをしてもらい、全体を清めてもらいました。

緊張ぎみのみんな
用務員のサンおじさんが朝から僧侶をお寺に迎えに行ってくれました。
主任のソカーさんはまだ出勤できませんが、その分サンおじさんと調理の
ランさんがよく働いてくれたので助かります。

僧侶の手元には聖水
長いお経がなかなか終わらず・・・苦笑
子どもたちがもぞもぞし始めた頃に水かけが始まりました。
水かけといってもヤシの葉を束ねたもので静かに少しずつ水を振りまく感じ
です。
僧侶がなにかいうとそれをみんなで復唱するという場面があるのですが、
私はさっぱりわからないまま聞こえるままに真似していました。
子どもたちが日本語を覚えるときもこんな感覚なのかなとか余計なことも
考えつつ・・・(笑

お守りをつけて頂く
最後は私を筆頭に全員が手首に赤いひものお守りをつけてもらいます。

交通安全を願って
調理のランさんの配慮で、車のお祓いもしていただきました。

こうした儀式をお願いする際にはいくつかのお供えも準備して最後に僧侶に
渡します。
1人で全部持ちきれないので子どもたちが手伝ってお寺まで運びました。
運転はもちろんサンおじさんです。
みんな真剣な表情
僧侶が来てくれるだけで、お正月ではしゃいでいた子どもたちもこの表情。
やっぱりここは仏教国なんだなと思う瞬間でした。



そして午後からは毎年恒例のお母さんにお水をかける儀式です。
たらいになみなみの聖水が・・・
通常はサロンと呼ばれる巻きスカートを胸まで上げて準備するのですが、
あれに着替えるのが少し面倒なので、今年は濡れてもいい服を着てのぞみ
ました。

みんなが私に感謝の気持ちを伝えてくれます
 

まずはサンおじさんから
酷暑期なので水浴びしたら涼しくて気持ち良いかと思いきや、思いのほか
寒くて・・・
こうして体をきれいに洗ってくれます
毎年なぜか私の周囲にはちびっこが配置され、一緒に水を浴びます。
6人でぶるぶる震えながら・・・(笑

最後はみんなで水をふき取ってくれます
ちびちゃんたちはひなたぼっこです
これで今年も一連の儀式を終えて、スナーダイクマエのお正月も終わりになりました。

月曜日からはまたみんな学校も始まります。
とはいえ、どれだけはしゃいでも、食べても、施設内の清掃だけは毎日していました。
習慣って大事ですね。
汚れているとみんな落ち着かないみたいです。

もうすぐ元気なったソカー主任も出勤してくれるでしょう。
いつも普通の人の何倍も働いてくれるソカーさんなので、今年はまずお正月から
ゆっくりと休んでもらってよかったように思います。

今年もみんな元気で過ごせるように、それだけが私の願いです。


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