なりました。
カンボジアの結婚式は数日にわたって行われることが多いのですが、最近は
二日間とコンパクトになっているみたいですね。
ずいぶん前からラーヴォに日取りは聞いていたのですが、2月3月は訪問者の
多い時期でもあり、ものすごくタイトな予定で二日間動き回ったおかあさんです(笑
朝からお寺やアンコールワットなどで結婚アルバム用の写真撮影をしていた
ラーヴォには同行することはできず、私は施設で訪問者のご対応。
学生団体「レアスマイル」のみなさん |
他施設の活動も参考にしたいと数年前から継続して訪問をして下さっています。
バッタンバン州の孤児院が最近新しく町でカフェをはじめたということで、今度
ぜひ行ってみたいと思っています。
皆さん自分たちの道を開いていくために努力されていますね。
レアスマイルの皆さんはとてもまじめな印象で、質問もしっかりした内容が多いと
思います。真剣に聞いてくださるので私も力が入りました。
ありがとうございました。
そして午後は以前視察で来られて訪問を約束していた、大阪国際大学の皆さん。
自由交流時のひとこま |
レアスマイルの皆さんとは違い、もう少しなんというか、えっと…自由な感じ・・・(苦笑
もともと子どもたちのほとんどが学校に行っている時間なので、あまりたくさんは
交流できないかと心配していたのですが、たまたま小学校が翌日の特別行事のために
臨時休校になったのでほとんどの子が帰ってきました。
個人的にはまだまだ幼いと思っていたピサールが、そのことについてしっかりと私に
日本語で説明してくれたのが驚きでした。
日本語が上手になってるね!というと、はにかんでいました。
そしてです、皆さんが帰った後私はそのまま車に飛び乗り、ラーヴォの儀式が行われ
ているという奥さんの村まで一人で移動。
場所がうろ覚えだったので少々不安を抱えつつ・・・40分ほどの道のりです。
途中であまりに村過ぎて「ほんまにここなのか・・・」と怖くなり、その日儀式に参加すると
言っていた別の卒業生サイハーに電話(笑
どうやらまだまっすぐ行けばよいことがわかり、とにかく前進あるのみ。
学校を通り過ぎてすぐの右手ですって言われてたんですが、学校からたぶん数キロ
離れてました(苦笑
「すぐ」って厄介ですね(笑
すでに儀式は始まり、司会の男女が漫才みたいなやり取りをしていました。
ものすごい早口なのでところどころしかわかりませんでしたが、もっと静寂の中でかと
思っていたのでなんだかおもしろかったです。
しばらくすると司会から「はさみどこから持ってきた?」みたいなやり取りが聞こえたので
「いよいよか・・・」と。
ラーヴォから『夕方は髪を切る儀式です』と聞いていました。
参列者が次々にはさみを新郎新婦の頭に添えて髪を切るようなしぐさをします。
神妙な顔つきの新郎新婦 |
しばらくして私と、儀式に参加するために日本から来てくれたラーヴォの日本語の
恩師である佐々木愛さんが壇上へと声をかけられました。
「あかん、まったくわからへん・・・」
微妙な笑みを浮かべつつ新郎新婦の背後に立つ二人。
見よう見まね、不安なふたり・・・ |
途中まではなんとかできましたが、最後に聖水を花に浸してその水を二人に
かけるという行程で・・・
ラーヴォの肩に、ビシャッと豪快に水をぶちまける私・・・。
さすがのラーヴォも失笑していました。ごめんね・・・。
やっとこさ終わってリラックスショット |
奥さんを早くに亡くして苦労したお父さんも、息子がこれだけ盛大な儀式を
自前で執り行えるようになって安心したことでしょう。
笑顔にその気持ちが表れていたように感じました。
明日はニャム・カー(披露宴)です。
儀式はまだ続いていましたが、私は少し早目に帰らせてもらいました。
披露宴の様子はまた別の投稿で紹介します。
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