2014/04/30

ユンの学校

うちの施設初の専門学校生、ユンちゃんの授業見学に行ってきました!
5か月前から市内にある美容師の養成学校に通っているユン。
高校進学はせず、「勉強は苦手だけれど、美容師の仕事に興味があるので
技術を勉強したい」と希望していました。

女子バレー部で顧問をしてくれているノリコさんが前から見学したいと
言ってくれていて(彼女の本業は美容師です)、昨日の午前中に実現しました。

学校の入り口、プカー クロヴァンと書かれています
プカー・クロヴァンはセレモニーなどで使用される花の首飾りやブレスレットに
なる花です。とてもいい香りがします。

このガラスのドアを開けて中に入ると、ユンは2階で実習中ということで
2階に案内されました。

先生が英語もクメール語もちょっと早とちりで聞いてしまう人だったので(笑)
四苦八苦しながら会話しましたが・・・

この先生は早とちりではないです 笑
部屋の隅っこで小さい男の子の髪をクシと手動バリカンで器用に切るユンが
いました。

この男の子は「Friends」という団体が運営する孤児院の子どもだそう。
無料でカットをさせてもらうため、そこの子どもたちが時々くるそうです。

この職業訓練も同じ団体の活動として行われていて、他にも縫製や
調理などいくつかの職種があるそうです。
貧困農村に赴き、教育の機会がなかった子どもたちに職業訓練を呼び掛けたり
孤児院の子どもに指導をしていると聞きました。
2007年からこのような活動を始めているそうです。

訓練後は就職先も探してくれるとのことです。

シャンプーやメイクもしていました
文字の読み書きができない子も多いので、午前中はここで実技の練習、
午後は隣の建物でクメール語の読み書きと英語、そして接客などの指導も
してくれているそうです。

中学校に通っていた頃よりも表情が明るくなったユン。
その理由が今回の見学でわかったような気がします☆

そして先生から最後に・・・
ヘアカットの無料出張をしているのでよかったらスナーダイクマエもどうですか?
との提案が。
さっそくソカー指導主任の連絡先を渡して連携をとってもらうことになりました。

こうしてカンボジア人同士でお互いの施設を知ってもらうことも大切ですね。

自分のお店を持つという夢に向かってユンには益々がんばってもらいたいです。


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2014/04/28

この日が来ました その1

今日は新しい子どもが2名、スナーダイ・クマエの仲間入りをしました。

二人とも女の子。

連携して活動を進めているCWCC(Cambodian Women Crisis Center)の
スタッフに連れられてやってきました。

うちの食堂のベンチにちょこんと座る二人、一人はものすごく緊張して瞳も
ウルウル・・・、もう一人はニコニコしながらお水を飲んだりして活発そうです。

お名前は?と訊くと、意外にも二人ともしっかりした声で「マカラーです」
「セアンです」と答えました。

書類作成など一連の手続きを終えたらCWCCのスタッフは帰っていきます。

マカラーちゃんのウルウルはマックスに・・・(その顔もかわゆい・・・)

ちょうどうちにいた子たちが集まってきて「一緒に遊ぼう」と誘っていました。

左下 マカラーちゃん 右下 セアンちゃん
まだまだ小さいと思っていたサロァッちゃんやロアッちゃんがお姉ちゃんに
見えてくるから不思議です。

このあと夕食前に私からみんなにお話を・・・。

新しい子が入ってきたら必ず同じことを話すので年長者は何度も聞いている
話なのですが、

自分が初めてここに来た日の気持ちを思い出しましょう。
そのときに言われてうれしかった言葉をこの子たちに言って下さい。
そのときに見せられてうれしかった表情をこの子たちに見せて下さい。
ルールをまだ覚えていないのだから怒らないで教えてあげて下さい。


何度も聞いているはずなのにうなずきながら聞く子どもたち、いつもながら
素直だなあと思います。

そして二人はみんなの前で自己紹介。
名前と年齢だけですが、しっかりと話していました。(二人とも7歳です)

ソカーおじさんが「ここでは他人の話を聞いてわかったら「はい」と返事する
のがルールなんだよ」と教えると、

セアンちゃんは「チャー(はい)」
マカラーちゃんは「ジョル ハウイ(わかりました)」

最初もじもじウルウルしていたマカラーちゃんの方がしっかりしている姿に
子どもたちも笑っていました。

いいなあ、この感じ。
新しい子が来たときの子どもたちの雰囲気、包み込む感じ。

きっと心細いはずの二人ですが、少し経てば大丈夫。
セアンちゃんはソムライお姉ちゃんの部屋で、マカラーちゃんはカンちゃんと
ヤーちゃんの部屋で一緒にクラスにことになっています。

久々の小さい女の子、かわいくてキュンとなっています。


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もう4月も終わりなのに暑いですね・・・

日曜日の午前、朝とは言え8時を過ぎると照りつける日差しに
やる気を吸い取られそうになります。

日曜の朝は伝統舞踊の練習で始まるのですが、それが終わると
作業時間です。
作業時間では片付け、掃除、庭の手入れと共に農作業もします。

その内容を必要に応じて決めるのはカンボジア人スタッフ。
時間割作成や週間予定の作成など、一定の形は私が昔から
ちょっとずつ決めては改善しを繰り返してきましたが、最近は
すべてカンボジア人スタッフに任せています。
理由は簡単、必要性を理解して自分たちでやってくれるから、です。


というわけで、すべてのやる気を吸い取る太陽の下で子どもたちは
休憩をはさみつつ農作業をしていました。
空芯菜とネギとレモングラスがあります
今日は草むしりをして、新しく苗を植える場所を作っていた様子。
畑には道具を置いておく簡単な倉庫があるのですが、そこに氷水とコップも
準備してときどき休憩もしていました。
暑いんだけれど、みんなの表情は明るい・・・むむう、やっぱり若い(笑

別のほうに目を向けると魚を餌を作るグループも。
ちびっこたちでもできる作業です
子どもたちの年齢に応じてできる作業をわけて、同じ時間で複数の作業を
同時進行してほしいとミーティングで話したことがあるのですが、実践されてる
様子ですね。

子どもたちはやっている間に自然に身につきますが、スタッフにはやり方を
教えることで徐々に学んでもらいます。
ミーティングでたくさん話すよりも、実際にやってみて実感がもてることで習慣に
なっていくのです。

時間がかかるのですが、これが一番確実な方法ですね。
期限があるわけではなく、最終的に「身につけばよい」わけですから、私たちの
やりかたはいつものんびり、ゆっくり。

着地点は「気づいたらできるようになっていた」です。

それが「身につく」ということなんですよね。

ぼちぼちいきましょう、それがスナーダイ・クマエのやりかたなんですから。




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2014/04/25

暑い中でもこっそり力強く

私がここに来た2000年、敷地内はヘドロだらけでハエがブンブン飛んでいて
衛生環境はお世辞にもよいとは言えませんでした。

子どもたちが暮らす場所にも関わらず殺風景で、なんとなく寂しい雰囲気を
なんとか変えたいと思い、一人炎天下の中をゴミ拾いする日々でした。

次第に何人かの子どもたちが手伝ってくるようになり、それは今の「お手伝いの
時間」のルーツとなりました。


お手伝いの時間、今では指導員スタッフたちがその内容を日々決定し
子どもたちと一緒の作業を行います。
私も20代から30代にかけて真っ黒になって作業していました。
今はみんなに任せています。

昨日の夕方の作業時間、少し前から植えていた花壇の花が咲いている
ことに気づきました。

毎日丁寧にお世話をして・・・
土地の精霊ネアックターの祠周辺に植えていた苗からオレンジ色の
かわいい花がそうっと咲いています。

14年前は庭作りなどまったく興味もなく、私がやっていることを不思議そうな
顔で見ていたスタッフや子どもたちですが、今では日課となり、手入れの
行き届いていない場所を見つけては自分たちで整備してくれるようになって
います。

自分たちの住む場所を大切にする心の成長を垣間見ることができますね。

作業時間も仲良く楽しそう
ここにも新しく苗木が植えられる
またこれから敷地内がだんだんときれいになっていきますね。
みんなの手によって・・・
自分たちが丁寧に手をかけたぶんだけきれいな花が咲くことに気づいて
くれたらと思います。

この作業から子どもたちの心の成長につながるものが必ずあるのです。



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2014/04/24

ちょっと様子を見に・・・

昨年高校を卒業したリャンサイ。

今は日本食のレストラン「米咲(まいさ)」でランチタイムだけアルバイト。
夜はうちの施設の警備をしています。

アルバイトはまだ初めて1週間くらいだけど、毎日元気に通っているのを
見ると仕事は楽しい様子。
仕事の内容や職場の様子などもよく話してくれます。

しかし、私はまだ彼が働いているところを見たことがなかったので息子と
在住の友人夫婦一緒に様子を見に行ってきました!

注文の品を運んできました
ソースやしょうゆなどの卓上調味料もさっと運んできている姿を見ると
仕事もかなり慣れてきた模様。

息子のオーダー・かつ丼ご飯半盛り
米咲のかつ丼は人気メニューなのです。そしてご飯を半分なんてわがままな
ことを言ってもちゃんと対応してくれます。

私たちが食べている間にもお客さんがどんどん入ってきて、テーブル席は
満席、座敷の方も半分くらいうまってきましたが、慌てることなく外国人の
お客様の対応をこなしているリャンサイを見て

頼もしくなってるなあ・・・じーーーん

という感じでした。

そして最後のお会計の時、カンボジアでは店員さんがあまりフロア全体を
見ていないことが多いので会計をしてほしいと思っても気付いてもらうのに
大声を出さないといけないことが多いのですが、リャンサイを見てみると
姿勢よく立って全体を見ていたのですぐに気付いてくれました。

米咲のスタッフの皆さんはよく目配りしてくれるので、リャンサイもそこから
学んでいるのかもしれませんね。

最後に二人でパチリ
ほぼ満席のお客様対応で忙しそうだったけれど、どうしても一緒に写真を
撮りたくて・・・(笑

新しく入ったという日本人女性スタッフの方も優しそうで、雰囲気の良い
職場に安心しました!

皆さんもカンボジアに来られたらぜひ米咲でお食事してみてくださいね。
リャンサイはランチタイムに仕事しています☆



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2014/04/22

穏やかな日々

集中力、手の動き

子どもたちの絵画、ここ数年常駐の先生がいません。
絵画を強制するのは嫌なので自由参加にしているのですが、いつも
全員集まります。

ピサールは糸に絵具をひたして、その糸の動きを画用紙に表現。
サリーはクレヨンを指でのばして独自の雰囲気を出しています。

子どもの手、指の動きって本当に愛おしい。


こんな穏やかな毎日から子どもたちの作品は出来上がっていきます。

5月は名古屋、7月は東京・神戸、8月は和歌山と子どもたちの絵画展は
続きます。


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2014/04/21

今日から学校!

カンボジアのお正月休み、長かったです(笑

実際のお正月は14・15・16日だったのですが、その10日以上前から
お休みが始まり(笑)、20日でようやく終わりました。

学校が始まる前にソカーおじさんの提案でさらなる大掃除を決行!
女子の廊下&トイレ掃除

男子と女子の共有スペース・天井まできれいに
やっぱりソカーさん、ただ指示を出すだけではなく子どもたちと一緒に
作業してくれるのでみんなも楽しそうにしながら掃除していました。

そして自習時間。
前は自習時間が嫌いだったトン
クメール語のお勉強もがんばってました。


ご飯前にソカーさんから子どもたちにお話の時間。
みんな真面目に聞きますが・・・
小さい男の子たちはちょっぴり集中力がなく、ぼうっとしてしまう子も(笑
私がそのグループのそばに行って、これからはお姉ちゃんたちの間に
小さい男の子が座るようにして面倒を見てあげてねとアドバイス。

以前は私が子どもたちに話して、そのサポートをスタッフがしてくれていた
のですが、今は逆転。とてもいい傾向だと思います。


さて、これですっかり準備も整い、子どもたちも気を引き締めて学校生活再開です。



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2014/04/16

お正月3日目 西バライと遺跡見学

お正月3日目はこれまた毎年恒例の「おでかけ」。

子どもたちはなぜか水のある場所が大好きなので、必ず行くのが
人口貯水池の西バライです。

その前にお寺にもお参りして、お坊さんにお祈りを捧げてきました。

到着した西バライは酷暑期真っ盛りなので水も少なく、お昼前だった
のでとにかく暑い・・・。
いつも水辺にあるスペースを借りるのですが、今年はソカーおじさんの
判断で少し離れた涼しい場所になりました。

うちのルールで、ご飯をちゃんと食べるまでは水に入ってはいけない
ということになっているのでまずはごはんの準備を・・・。

上 チャー ミースォー
下 コー チューン チュルッ
今日の献立は、ビーフン炒めと豚足煮込みでした。
ビーフンはあっさり目に見えますが、じつはしっかりと味があります。
私は豚足が食べられないので写真だけ・・・(笑

卒業生のパナーとスレイニーが一緒に来てくれて、てきぱきとごはんの
準備を手伝ってくれます。
同じく卒業生のリャンサイはどうしようかと戸惑っていましたが、しばらくすると
手伝いの輪に入っていました。なんだか初々しかったです(笑

こんな感じでゆるーく、のんびり
食べて、寝転がって、ハンモックでゆらゆら・・・
今年はみんな水に入らず、結局そのまま遺跡に移動することになりました。


ここから私は別行動になったので、写真をパナーにお願いしていました。
みんな楽しそうです

今年もお正月の遺跡はものすごい人出・・・。
遺跡周辺にゲーム会場があったり、昔のカンボジアの人々の暮らしを再現した
パビリオン的なものがあったりで、子どもたちも普段とは違う遺跡を満喫した
ようでした。

毎年、まずはうちで女神さまをお迎えし、おでかけしたり、お母さんに水かけを
したりと、することは同じことの繰り返しなのですが、それが文化とか習慣の
継承になっていくのだと思います。
施設育ちでカンボジアの習慣を知らないなんていうことがないように、スタッフも
自分の知っている知識を積極的に子どもたちに教えてくれます。

スタッフにももちろん自分の家族がいるのですが、子どもたちのためにお正月も
シフトを組み替えてうまくみんなが休みを回せるように調整をしてくれていました。

最近そういうことに私があれこれ言わずともやってくれるようになっています。

変わらないものと変わっていくもの、同時進行で子どもたちをとりまく最良の
環境が作られて行くんですね。

今年はもっともっといい年になるはず。
根拠はないけど、そんなふうに思います。

毎日の当たり前の時間が乱されることなく、みんな健康で過ごせることを願います。


☆おまけ☆
写真上 遺跡で偶然出会った卒業生のラーヴォと彼女
写真下 西バライに一緒に来てくれた卒業生のパナーと彼女

私にとってはいつまでも子どもなのですが、もうパートナーを見つける
年齢になっているんですよね☆
お正月からとってもうれしい気持ちにさせてもらいました。


他にもスレイニーが子どもたちにとお菓子を、パナーとケインはそれぞれ
ジュースを何ケースも買ってきてくれました。
卒業しても忘れずに、子どもたちのケアをしてくれるみんなに心から感謝です。


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2014/04/15

お正月2日目 お母さんに水かけの儀式

今年もやってきました、この儀式。

もう4年ほど続けてやってくれているのですが、毎年びしょびしょに・・・(笑

今年はプノンペン在住のカンボジア人の友人(友人と言うのも申し訳ない
くらいにお世話になってばかりの方です)からこの儀式の意味を教えて
もらいました。

お正月にお母さん(親)に聖水をかけながら、自分が親に迷惑をかけたことを
反省し、水に流して気持ちも新たに親孝行を誓う、というのがその意味だ
そうです。
聖水にはジャスミンの花を浮かべたり、香水を入れるのですが、いい香りに
包み込んで感謝の気持ちを表すとのこと。

たしかに、今年は新しい調理スタッフのランさんがいきなり水をかけそうに
なった子どもたちを止めて、

お母さんにきちんとお辞儀をして言葉をかけてから始めなさい

と諭していました。

いつになく神妙な雰囲気で始まる
いつもお寺でお坊さんにするようなお祈りスタイルをみんなにしてもらい、
なんだか気恥ずかしかったです。

今年はあまりびちょびちょにしないでねと年長女子たちにお願いしていたので
静かに始まった水かけの儀式。

いつも周りで一緒に水をかけられるちびっこたち
今年は服もほとんど濡れず穏やかに・・・



このへんから雲行きがおかしくなる・・・

サンおじさん・・・
結局最後は例年通りのびしょびしょに・・・(苦笑

体も拭いてもらって、ベビーパウダーもつけてくれました
これで終わりかと思いきや・・・そうです、この後は恒例の水かけ&粉かけ合戦。

私は去年で懲りたのでみんなに携帯を見せて

「おかーさんはこれがあるから今年は無理ーーーーー」

と、逃げておきました(笑


昨年は私がターゲットになり本当に粉まみれで大変な思いをしたのですが
今年のターゲットはカンちゃん・・・かわいそうに・・・

バケツの水を頭からかけられたり、その上にベビーパウダーをかけられて
大変なことになっていました(笑

くやしいけど、今年も男子に負けちゃいました・・・。

私は携帯を守るのに必死だったので写真はありません(笑



最後はみんな集まって・・・
これもお正月の風物詩、毎年続けるから毎年振り返る自分の姿。

大騒ぎして忘れないように、今年もみんないい子でいて下さい(笑


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2014/04/14

☆ ソーム チュンポー チョー チュナム トマイ ☆

日本の皆さんにはなじみが全くないと思いますが(笑)、カンボジアは
4月の半ばがお正月なのです。
毎年元旦の日が変わりますので気が抜けません。

今年は4月14日午前8時7分に女神さまが空から舞い降りてきて、新年の
幕開けとなりました。

子どもたちは1週間以上前からお正月休みに入り、ここ数日でうちの掃除、
飾り付けをしていました。
小学生は20日まで、中高生は30日ごろまでお休みは続きます(笑

今朝は敷地内にいくつかある神棚にお供えの準備など・・・
土地の守り神のおうちを掃除するカンちゃん

神様のためのコーヒーとお茶を運ぶラタナー

準備が整ったところでそろそろ8時過ぎです。
敷地が広いのでお祈りを捧げる場所も多いのです

一応家長である私が先頭でお祈りを捧げます。
神様は1つだけお願いを叶えてくれるそうです。

今年の神様はゴマ油が好きなんだそうですが、なぜかうちの神様には
ヘアトニック?みたいな液体が・・・ごま油が見当たらなかったような・・・(笑

とにかくみんなが元気で過ごせることが一番!

今年もみんなで何事もなくお祈りを捧げることができました。

今年もこの写真のみんなの笑顔がいつまでも続くよう、神様にお願いだけではなく
私たち周りにいる大人がよい環境を作っていこうと思います。

いつも応援して下さる皆さんにとってもよい1年になりますように・・・。
今年もどうかよろしくお願いします。


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2014/04/13

大みそかなのです、今夜は

明日はカンボジアのお正月、元旦です。

元旦に舞い降りてくると言われている女神さま、今年は午前8時7分降臨だそうです。

子どもたちはそのお迎えの準備。

お正月ってわくわくしますよね
みんなで元気に新年を迎えたいと思います。


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2014/04/10

2年ぶりChieさんのアート教室 その2

新しい技法を教えてもらってノリノリの子どもたち。

次はなにをしてもらえるのかとワクワクなのですが・・・

これですよ、これ
うちでは初めての染色!
Chieさんご自身にも染色をされた作品があり、個展で披露されたことが
あると聞いていましたが、まさかここでやっていただけるとは!

最初に入れる塩の量、15gだったのですがうちのスタッフが150gを軽量し
(たぶんカンボジアの単位1カムコンラと混同した・・・笑)、うまく染色
できるかと慌てる場面もありましたが、通常よりの色が濃くなったようで
問題ありませんでした(笑
結果がよかったので笑い話ですが、もしうまくできてなかったら子どもたち
から悲しい視線を浴びていたに違いないうちのスタッフ・・・(苦笑

できあがりは・・・
じゃじゃーーーーん
モザイクと同じでこれも十人十色。
子どもの個性と感性を重視してくれるChieさんならではの教室。
いらぬ先入観はいっさい持たせず、やりかただけ教えてあとは自由に。
たしかにみんなが同じものを作っても楽しくないですよね!


そして最後は「タッピング」で絵を彩るやり方を教えて頂きました。
ここからすばらしい作品が・・・
写真のルティアの絵が最終的に彼女の持ち味を活かした幻想的なものに。

彼女だけではなくみんなが初日に教えて頂いた色の使い方やタッピング、
そしていつもやっているスパッタリングなどを組み合わせて、さらには
クレヨンと水彩絵の具を一緒に使って、それぞれの子どもらしい作品が
続々と出来上がっていました。

完成した作品をChieさんに見せたいけど・・・はずかしい・・・
何度も近くに行っては引き返すというトンの手を引っ張り連れてきたのは
ラタナーお兄ちゃん(笑

Chieさんからの笑顔とおほめの言葉をみんながもらって、また今回も絵に
対する意欲が一層高まったように感じました。



Chieさんは「私は絵の先生ではなく表現者なので、指導することにおいては
プロではないけれど、子どもたちの感性を大切にした内容で進めたい」と
おっしゃっていました。

なにが正しいなど答えがないのがアートの世界だとすると、子どもを表現者
として尊重して下さるChieさんの向き合い方から引き出してもらえたものは
大きいと思います。

ずっとここで指導することは無理でも、機会があるたびに新しい世界を
見せてくれるChieさんに感謝です。
その新しい世界をどのように広げていくかは子どもたち一人一人に委ね
られているのですね。

今回もありがとうございました

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2014/04/08

2年ぶりChieさんのアート教室 その1

光のアーティストChieさん。

2年前にも子どもたちに絵の教室を開いて下さいました。
そのときは音楽を聞いて、その印象を絵で表現したり、袋に入れて
見えないものを触ってその感触を絵に描かせるというような楽しい
時間を作ってくださいました。

その時できた作品は2年前の絵画展に展示したので覚えて下さっている
方も多いのではないかと思います。


そして今回、どんな内容なのでしょうか。わくわくですね~。

初日の写真、あることを教えて下さっているのですが・・・
初日は、ある色の使い方をこっそりと子どもたちに教えてくれました。
さっそくそのやり方で色々な作品を描き始めた子どもたち。
素直なので理屈抜きにまずはやってみようとするところがすばらしいと
Chieさんから言っていただきました☆


久しぶりのスナーダイクマエ訪問なので、まずはみんなとコミュニケーションを
とり、だんだん距離をつめていってくれているように感じました。


そして2日目・・・
みんなすごく楽しそうに制作していましたよ☆
小学生の自由研究でやったら先生に褒められたとChieさんが言っていた
モザイク画の制作。
板や厚紙などにボンドを塗って卵の殻を砕きながら貼りつけていきます。
それをキャンバスに絵を描くのです。
上の写真の一番大きな写真に少し作品が見えますが、絵画展で展示する
までのお楽しみです(笑

同じことをさせても出来上がる作品は十人十色。
子どもたちの感性を壊すことなく、先入観も入れず、自由に描かせて
くれるChieさんのアート教室です。

まだまだ教室は続きます・・・。


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