10月まで予定があるので夏の・・・とは言い切れませんが(笑
日本から戻って初めてお目にかかったグループは8月30日からの皆さん。
3日間の交流日程になっています。
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1日目 夕方
施設指導員主任から活動説明
自己紹介
ミニ発表会
2日目 午前から昼食・午後
日本語授業
昼食調理 (小さい子供は自由交流)
昼食
発表会
自由交流
3日目 午前・夕方
作業時間
施設代表からのあいさつ
アプサラダンスショー鑑賞
お別れ会
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ざっとこのような感じで3日間を過ごして頂いています。
通常私が参加者の皆さんにお目にかかるのは最終日の作業時間のあと
ということになります。
たっぷりと交流や作業をしてもらってから最後に皆さんにご挨拶し、どの
ような経験をし何を感じたのかを聞かせてもらえる時間になっています。
今回の参加者は大学生ばかりの6名。
みんな複雑な社会の中でなかなか本音で生きることができないのだなと
感じたので、
「格好つける必要もないし、本物以上に見せる必要もない、本音で生きたほうが楽やで」
「情報過多の社会の中でどうせこんなもんやろとあきらめたり、知ったような顔をして
しまうことが多いと思うけど、自分のやりたいことに必死に取り組むことは格好悪い
ことではないよ」
と話しました。
そのあとで自分の家庭環境と親への気持ちについて語ってくれた子がいました。
その子も涙でぐちゃぐちゃになりながら自分の言葉を発してくれていて、私が話した
ことがきっかけで自分の殻を少しやぶってくれたのかなと感じました。
「日本に帰ったらお母さんにありがとうって言うてあげてな、必ずお母さんは
喜んでくれるはずやで。言葉に出していうことって大事やで。難しかったら
お手紙でもええから伝えてな。」
世代によってあれこれとレッテルを貼られがちですが、私が対面した6人
の子たちはとても素直でした。
私の最後の言葉にもまっすぐうなずいてくれていました。
そして「もう博子さんに会えないんですか?夕方ももう一度会いたいです」
と言ってくれた子がいました。
いつもなら夕方のお別れ会に私は出ないのですが、彼女の言葉で久々に
でてみようかなと思いました。
最後は笑顔で・・・ |
そして夕方のお別れ会に出て、とてもびっくりしたことがありました。
この場面 |
お別れのあいさつ文を読んでいるのはヤーン。
小さい小さいと思っていましたが、なんと立派に日本語で・・・(じーん
たしかに新学期からは中学生になるので、もうちびっこなんていえない
ですよね(笑
しばらく交流に参加しない間に子どもたちのこんな成長を見逃していました。
今回の交流で日本の若い子たちの素直さと自分のうちの子どもの成長を
発見させてもらうことができました。
声をかけてくれた子とも最後にさようならの握手ができました。
きっとみんなにとってよい1日だったのだと思います。
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