やる気を吸い取られそうになります。
日曜の朝は伝統舞踊の練習で始まるのですが、それが終わると
作業時間です。
作業時間では片付け、掃除、庭の手入れと共に農作業もします。
その内容を必要に応じて決めるのはカンボジア人スタッフ。
時間割作成や週間予定の作成など、一定の形は私が昔から
ちょっとずつ決めては改善しを繰り返してきましたが、最近は
すべてカンボジア人スタッフに任せています。
理由は簡単、必要性を理解して自分たちでやってくれるから、です。
というわけで、すべてのやる気を吸い取る太陽の下で子どもたちは
休憩をはさみつつ農作業をしていました。
空芯菜とネギとレモングラスがあります |
畑には道具を置いておく簡単な倉庫があるのですが、そこに氷水とコップも
準備してときどき休憩もしていました。
暑いんだけれど、みんなの表情は明るい・・・むむう、やっぱり若い(笑
別のほうに目を向けると魚を餌を作るグループも。
ちびっこたちでもできる作業です |
子どもたちの年齢に応じてできる作業をわけて、同じ時間で複数の作業を
同時進行してほしいとミーティングで話したことがあるのですが、実践されてる
様子ですね。
子どもたちはやっている間に自然に身につきますが、スタッフにはやり方を
教えることで徐々に学んでもらいます。
ミーティングでたくさん話すよりも、実際にやってみて実感がもてることで習慣に
なっていくのです。
時間がかかるのですが、これが一番確実な方法ですね。
期限があるわけではなく、最終的に「身につけばよい」わけですから、私たちの
やりかたはいつものんびり、ゆっくり。
着地点は「気づいたらできるようになっていた」です。
それが「身につく」ということなんですよね。
ぼちぼちいきましょう、それがスナーダイ・クマエのやりかたなんですから。
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