2014/04/10

2年ぶりChieさんのアート教室 その2

新しい技法を教えてもらってノリノリの子どもたち。

次はなにをしてもらえるのかとワクワクなのですが・・・

これですよ、これ
うちでは初めての染色!
Chieさんご自身にも染色をされた作品があり、個展で披露されたことが
あると聞いていましたが、まさかここでやっていただけるとは!

最初に入れる塩の量、15gだったのですがうちのスタッフが150gを軽量し
(たぶんカンボジアの単位1カムコンラと混同した・・・笑)、うまく染色
できるかと慌てる場面もありましたが、通常よりの色が濃くなったようで
問題ありませんでした(笑
結果がよかったので笑い話ですが、もしうまくできてなかったら子どもたち
から悲しい視線を浴びていたに違いないうちのスタッフ・・・(苦笑

できあがりは・・・
じゃじゃーーーーん
モザイクと同じでこれも十人十色。
子どもの個性と感性を重視してくれるChieさんならではの教室。
いらぬ先入観はいっさい持たせず、やりかただけ教えてあとは自由に。
たしかにみんなが同じものを作っても楽しくないですよね!


そして最後は「タッピング」で絵を彩るやり方を教えて頂きました。
ここからすばらしい作品が・・・
写真のルティアの絵が最終的に彼女の持ち味を活かした幻想的なものに。

彼女だけではなくみんなが初日に教えて頂いた色の使い方やタッピング、
そしていつもやっているスパッタリングなどを組み合わせて、さらには
クレヨンと水彩絵の具を一緒に使って、それぞれの子どもらしい作品が
続々と出来上がっていました。

完成した作品をChieさんに見せたいけど・・・はずかしい・・・
何度も近くに行っては引き返すというトンの手を引っ張り連れてきたのは
ラタナーお兄ちゃん(笑

Chieさんからの笑顔とおほめの言葉をみんながもらって、また今回も絵に
対する意欲が一層高まったように感じました。



Chieさんは「私は絵の先生ではなく表現者なので、指導することにおいては
プロではないけれど、子どもたちの感性を大切にした内容で進めたい」と
おっしゃっていました。

なにが正しいなど答えがないのがアートの世界だとすると、子どもを表現者
として尊重して下さるChieさんの向き合い方から引き出してもらえたものは
大きいと思います。

ずっとここで指導することは無理でも、機会があるたびに新しい世界を
見せてくれるChieさんに感謝です。
その新しい世界をどのように広げていくかは子どもたち一人一人に委ね
られているのですね。

今回もありがとうございました

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