2013/08/31

ちょっとだけ

夏休み中の子どもたち、いつも学校に行く時間がそのまま
余ってしまいますが、この時期は毎年がんばることがあります。

今年で3回目の参加になる高槻アート博覧会に向けて、巨大絵画の
制作まっただ中。

まだ絵を見せることができませんが、こんな感じで描いてます。
それぞれのパートに分かれて描きます


今年の各地での絵画展でも昨年の作品を展示していたので記憶に
ある方も多いかと思います。

できあがったら高槻商店街のアーケードにかけていただきます。

今年の絵も楽しみにしていてくださいね。

2013/08/27

【報告3】名古屋絵画展7月12日~14日@妙香園栄店画廊

念願だった名古屋での絵画展、念じていればいつか叶います(笑

今回は私の母校である甲南大学の先輩、土岐織部ライオンズクラブの
加藤様のご協力により開催の運びとなりました。

以前は個々にばらばらだったものがつながっていく、年々そんなことを
感じる機会が多くなっているように思います。

場所は名古屋の方なら誰にでもわかると言われているガスビル向かい
にあるお茶屋さん、妙香園。
とても素敵なギャラリーで、設備もばっちり整っていて展示しやすかったです。


ここでも地球の歩き方ツアーの学生さんが大活躍。
他にも以前スタディツアーで訪問してくれた静岡の常葉大学の学生さんも
2名、遠いところをお手伝いに来てくれました。
搬入が終わりほっとした1枚
東京から来てくれた学生さんもいました
初めての名古屋開催、他の場所より来場者数は少なかったのですが、
カンボジアつながりの知人などが来てくれて本当にうれしかったです。
なんと13年ぶりの再会もありました。

いつもツアーの添乗員として施設に足を運んでくれる佐々木さんも休暇
を利用して絵画展のお手伝いに来てくれました。
佐々木さんはスナーダイクマエで7年間日本語教師をしてくれていたことも
あり、子どもたちにも慕われています。
右端が佐々木さん
私とは12年の付き合い、長いなあ・・・(笑
3日間でしたが、小さい額の絵を購入して下さる方も多く、気がつくとかなり
在庫が減っている状態に驚きました。
ご来場の皆さん、ありがとうございます


個人的な感想になるのですが、関西人の私としては名古屋の皆さんの
独特の間のとりかたはかなり興味深かったです(笑
そして地元力の強さ、口コミの強さをことのほか感じる地域でもありました。
知人から聞きましたと来て下さった方は他の会場よりもダントツに多かった
ように思います。
益々ここで絵画展を続けたいという思いが強まりました。

今回は「ここでもやってるよ~」と遠くから一生懸命手を振っているような
状態で、来年からはそれに気がついて来てくれる方が徐々に増えていけば
いいなと思っています。

ご来場の皆様、関係者の皆様、ここでもいろいろな方にお世話になりました。
本当にありがとうございました。
来年以降もどうかよろしくお願いいたします。



2013/08/26

今年も描いてますよ~

夏の絵画展でこれまで2回、入場者の度肝を抜く(笑)大きさで
話題の巨大絵画。

今年も高槻東ロータリークラブの上場様や高槻市のご協力にて
描かせて頂けることになりました。

2年前は大きな絵を描くこと自体に戸惑いつつ、ちょうど雨期で
施設が冠水、床上浸水しながらも描き上げました。
去年も同様に床上浸水から絵画のキャンバスとなる帆布を守り
抜き(冗談抜きでそんな感じでした)完成。

初年度は私が子どもたち全員を両手で包みこむスナーダイ・クマエを
表現、昨年は施設にある動物、カンボジアの農村風景と営みを
組み込んでカンボジアの宝物を絵で伝えました。

今年もまずは下書きから。
巨大絵画では絵を描くことだけではなく、相談することで意見をまとめ
1つの形を作って行く過程に大きな意義があります。
そこには自分の意見が通らないことや、意見を聞いてもらうために
工夫して説明すること、それらをまとめていくことなど様々な経験が
あるのです。

面白いなあと思うのは、1年目に少しだけとっかかりを教えておくと
あとは自分たちでやっていくこと。
少しのヒントから自分たちでやり遂げていく力と可能性を子どもたちは
持っています。
大人の役割は、そのあとをただ見守ること。
途中で軌道修正の必要があれば一言声をかけるだけでOKです。
先読みしすぎてあれこれと手を出したくなる気持ちもありますが、そこを
我慢することで子どもたちの創造性が導き出されるのかもしれません。

地味に続けることがスナーダイ・クマエスタイルです。
すぐに結果が出なくてもいいし、大きな成果を求めているわけでも
ありません。
ただただ続けることで「自分のモノ」にしていくことが大切なのです。



去年までは施設で一番絵の得意なサイハーくんがいましたが、卒業して
しまったので今年はどうなるかな?と思っていました。

そんな私の心配をよそにどんどんアイデアが出て、今年も子どもたちの
「カンボジアを日本に伝えたい」思いがつまった絵ができました。

下書きの小さい絵を大きく拡大して描く方法は2年前に伝達済み。

子どもたちはサクサクと作業を進めていました。
外周の長さを測ります
リャンサイとチョムラン、頼もしいじゃないですか


どんなに絵になっているのかお見せしたいところをぐっと我慢(笑
寝転がるのは行儀悪いわけではありません
足の裏で布を汚さないため、です(笑
進捗状況は徐々にここでご報告します、お楽しみに♪




2013/08/24

【報告2】東京絵画展7月3日~7日@日本アセアンセンター

日本アセアンセンターでの絵画展も今年で3年目。
ものすごく集客ができるというイベントではないのに、いつも担当者の
皆さんにはよくして頂いています。

今年はラスト2日間はカンボジアフェスタと同時開催と言うことで、どんな
絵画展になるか少々不安でした。

そしてもう一つ、今年の新たな取り組みといえば初めて自分からお手伝い
して下さる方を募集したこと。
これまでは知り合いの学生さんのつてで白鴎大学の皆さんがお手伝い
して下さっていました。
栃木からはるばるだったので毎年悪いなあと思いつつ甘えておりました。

孤児院には毎年地球の歩き方ツアーでたくさんの学生さんがみえることも
あり、今年は思い切ってフェイスブックで呼びかけてみたのです。

すると、3日くらいであっという間に人が集まり、東京は過剰かと思うほど
でしたが、私はもともと絵画展を通じて孤児院を個々に知って下さっている
方々がつながってくれたらいいなと思っていたので、たくさんいてくれても
よかったのです。
みんなのおかげで搬入も無事終了
ありがとう


アンケートには「絵と絵の間が空きすぎていてスペースがもったいない」
というご意見もあったのですが、これでも詰めすぎかと思っていたくらいで
作品をあまり並べ立てるとひとつひとつの絵がぼんやりしてします。
決してスペースを無駄に使っているわけではありません。


開場後3分でお越し下さったリピーターの方や、早めに来ないと欲しい絵を
購入できないと初日は多くの方がいらっしゃいました。
毎年同じ子どもの絵を続けて購入して下さる方もいます。
絵につけている子どもたちの顔写真を見ながら「大きくなったね」と喜んで
下さる顔を見ると、本当に絵画展をやってきてよかったと思います。
一番乗りのお客様・宮沢さん
サイハーの作品をご購入

施設指導員などが撮影した写真展示、皆さんじっくりご覧くださっていました。

いつものボランティアさんと新しく募集したボランティアさん
ここでまた仲良くなってくれました
写真家の足立君江さんと友人で元日本語教師の佐々木さん
10年以上のお付き合いです
カンボジアフェスタと同時開催ということもあり、実際に絵画展のために
足を運んで下さった方の人数が把握しづらかったのですが、おそらく
例年通りの200名くらいかと思います。
フェスタ自体は1000人以上の来場者があったと聞いています。
リピーターさんだけではなく、まったくスナーダイクマエを知らない方にも
知って頂けたという意味でフェスタ参加もよかったですね。
少し混雑していたのでゆっくりと静かに絵画をご覧いただくという点では
ご迷惑をおかけしたかもしれません。

4年前の絵画展では絵を額に入れることもなく、普通に貼りつけていた
だけでした。
今ではこんな展示に
巨大絵画も好評でした

最終日もお手伝いの皆さんが駆けつけて下さって、なんと1時間で撤去作業終了。
皆さんありがとうございました
このあとの打ち上げも楽しかったですね~☆
顔なじみの皆さんとの再会を喜んだり、若いボランティアの皆さんから元気を
もらったり、皆さんと一緒に子どもたちの成長を楽しむことのできた絵画展
でした。

関係者の皆さん、ご来場の皆様、本当にありがとうございました。

2013/08/22

うたのれんしゅう

「歌の練習がしたい」

今朝、チョムランが話しかけてきました。
後ろにいるラタナーもなにか言いたそうな顔をしています。

そういえば週末からは地球の歩き方の交流ツアーが・・・。

なるほど、それにむけて最終チェックをしてほしいのか(笑

そこで時間を決めて大きな子たちの合唱を見ることにしました。
合唱曲は「上を向いて歩こう」。

しぶい・・・(笑

よく聞かれます、誰が歌を教えているんですか??、と。
私は近年まったく教えていないんです。
それこそ今日みたいにみんながある程度練習した後でチェックする
くらいなのです。
(もちろん10年くらい前、ずっとずっと前は私も教えていたんですが。)

だから選曲はすべて子どもたち自身。


カンボジアの人にとって4拍子をとることがまず至難の業。
そればかり言ってると1週間くらい4拍子の練習になってしまうので(笑)
とりあえず歌います。
間のとりかただけなんとか習得できたかな。(写真なしですみません)

最初は歌詞を覚えてない子が紙を見ながらうつむくので

「上向いてへんし!」

と思わず突っ込んでみんなで爆笑。

そんなこんなでなんとか練習は終了~。


新しい歌も覚えたいと言ってるので、ぼちぼち始めようかな・・・。
とはいえ、歌がうまいわけでも、楽器ができるわけでもないんですけどね。

でも子どもに言われればなんでもやるんですよ、私は。

だっておかあさんなんだもの。
おかあさんはなんでもできるんです。

できる振りがうまいんです!(キッパリ・笑)


土曜日からの交流、お互いに楽しんでもらいたいので、歌の練習の後は
自己紹介の練習をしました。
みんなと同じことばっかり言ってもおもしろくないから、覚えてもらえるように
印象的な自己紹介をしようね、と。

カンボジアに帰って来てからやっと子どもたちとゆっくりと時間を過ごした
けれど、やっぱり・・・


私はスナーダイ・クマエの子どもが好きなんやな。



あさって来る皆さん、楽しみに待ってて下さいね。
子どもたちも待ってます。

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オマケ

昨日外で聞こえていた子どもたちの楽しそうな声。

なわとびで盛り上がりすぎたらしいです。

無邪気すぎます(笑


2013/08/21

【報告1】和歌山絵画展6月28・29・30日@フォルテワジマ

今年で3年目になった私の地元和歌山での絵画展。
昨年同様、フォルテワジマにあるギャラリーで開催となりました。

初日は地元の友人などが搬入のお手伝いをしてくれて無事に終了。
手伝ってくれたのが全員主婦!ということで手際がよい(笑


手際の良さはピカイチ
ありがとうございました!
初日はお手伝いのボランティアさんがいなかったので、私と息子の二人で
お客様をお迎えしました。

うれしいことに開場の10時と共にお客様が。
今回の和歌山絵画展開催前には、テレビ和歌山(2回)、新聞各社(5紙)、
バナナFM、ラジオ和歌山放送などいろいろなところでプロモーションを
して頂きました。



ずっと手伝ってくれている、あんりちゃん。立命館大学の学生さんだった
4年前からの御縁です。
それから毎年私の実家で合宿(笑
今年から社会人なのに手伝いにきてくれました
心強い存在

去年よりも面白い絵が多い

明るい色彩が楽しい

タイトルは自分で考えるの?おもしろいね

(額に貼っている子どもたちの顔写真を見て)大きくなったね

(販売物の)来年のカレンダー、今から飾ります

などなど、うれしいお言葉をたくさん頂戴しました。



絵画展をさせて頂く楽しみの一つに久しぶりの再会もあります。
中学や高校の同級生たちが子どもを連れて来てくれたり、今年は中学時代の
担任の先生が来て下さいました。


絵画展に先駆けて行われた岩崎順子さんとのトークイベント。
そのときの来場者の皆さんもたくさん。
順子さんの笑顔にほっとするのです

地元和歌山でカンボジアに少しでも興味を持ってくれる人が増えていくことを
感じました。

3日間で290名を超える来場者はこれまで3回開催してきた和歌山絵画展
では最多記録になりました。

「来年もまってるで~」と温かい声を何度も頂き、

絶対に帰ってきますーーーーーー!!!

と、心に誓いました。


スナーダイ・クマエの絵画の時間、先生はいません。
以前は日本人指導者やカンボジア人指導者がいましたが・・・
実際にご覧下さった皆さんにはおわかり頂けたと思いますが、先生が
いてもいなくても・・・


子どもたちは描きます 笑(だって楽しいから)




開催にあたりお世話になったすべての皆様、ご来場の皆様、本当に
ありがとうございました。





2013/08/15

夏の絵画展、盛況にて終了!

ブログの更新を怠っておりました、申し訳ありません。

2009年から始まったスナーダイ・クマエ孤児院絵画展、今年も無事に
全会場終了いたしました。

東京、神戸は5回を数え、リピーターさんの多さにただただ感謝でした。
他のつながりから絵画展を知って下さったり、絵画展そのもので知り合った
方ともすっかり顔なじみになりました。

そして何よりもうれしく思うのは、絵を毎年見ることで子どもたちの顔や
名前を覚えて下さっている方がとても多いことです。

絵画展を始めようと思ったきっかけの1つに、日本で子どもたちの成長を
一緒に感じてもらいたいということがありました。
最初は支援者の方々にという気持ちでしたが、これだけリピーターさんが
増えてくるともう皆さん、全員と共有したい!という気持ちになりますね。

4会場で700名以上の皆さんが足を運んで下さったこと、そして絵画展の
ボランティアスタッフとしてかけつけてくれた皆さん、本当に感謝しております。


1つ1つの会場についてご報告したいので、後日追って掲載していこうと
思います。

私は明日カンボジアに戻りますので、子どもたちにもしっかりと絵画展の
様子を伝えようと思います。

神戸絵画展お手伝いの皆さんと
この写真は毎日新聞にも掲載して頂きました




2013/08/04

スナーダイ・クマエ孤児院絵画展2013 

写真クリックで拡大してください







今年は名古屋が増えて合計4会場です!
さらにさらに、東京は7月6・7日(土日)カンボジアフェスタと同時開催。
日本カンボジア友好60周年記念事業として公式認定を受けているイベントになります。

そして私の地元和歌山の皆様!多くの声にお応えし、今年は和歌山からの
スタートです。

さらに第2の故郷神戸!ここでラストを飾ります!


今年は例年よりも作品数も増やしました。
画伯たちの創作意欲も爆発しています(笑


今年もたくさんの方にご覧いただきたいと思っています。
すべての会場にて、全期間終日私も会場におりますので、見かけたら
声をおかけ下さいね。
よろしくお願いいたします。

このチラシはいつもお世話になっている、スタジオなびさんの池端久美子さんに
作成して頂きました。(私の高校の同級生♪)


絵画展開催にあたり、各会場でたくさんの方にお世話になっております。
ブログ上ではありますが、関わって下さっているすべての皆様に心から
お礼申し上げます。