2013/02/23

祝・創立30周年

スナーダイ・クマエ孤児院をカンボジアの内務省にローカルNGO
登録したのが1998年。
私が管理担当者として現場に入ったのが2000年。
その後すぐに運営費の支援を始めて下さったのが和歌山東ロータリー
クラブの皆さんでした。

そのクラブの活動に賛同し、一緒に支援を始めて下さった堺西ロータリー
クラブが今年創立30周年ということで記念式典を開催されました。

昨年の神戸絵画展にメンバーの皆さんが会場までお越し下さり、
記念式典のこともうかがっていたのですが、まさか本当に私が出席
させていただけるとは・・・。

そして7年ぶりにこの時期の日本へ。

今年も運営費のご支援を賜りました。
孤児院運営という短期の見通しを立てにくいプロジェクト、さらに結果が
どうなるかは世代が変わるまではまったくわからないという流れの中で
根気強く、温かい目で見守って頂けることがだれだけありがたいか。

今回はこの式典に呼んで頂きましたが、実はスナーダイ・クマエの
支援者の皆さんはほとんどが長期支援の方々。
また個人で支援下さる方も多いのです。

いつも周りの方に恵まれていると思うのですが、その根拠としてこういった
方々の存在があります。


通常ロータリークラブの支援の方向性としては10年以上も継続支援を
行うことはほとんどないと思います。
子どもたちが小中高と卒業し、自立するまでの流れを支えてくださる
存在があると思うだけで、私たちも安心して環境づくりに励むことが
できます。

先の見えにくい活動を地道に支えて下さっている皆さんの記念の日に
私もご一緒させて頂けて幸せだと思いました。

そして他の長期支援者の皆さんのありがたさも再度感じる機会を
頂いたように思います。

堺西ロータリークラブの皆様、改めまして創立30周年おめでとうございます。
皆さんのお力添えで育っていった卒業生たち、そして今後育っていく子供たち
について、今後もしっかりご報告できるような活動を続けていきたいと
思っております。

最後になりますが、堺西ロータリークラブの皆様とのご縁をつないで
下さった和歌山東ロータリークラブの皆様にも心からお礼申し上げます。





2013/02/16

今年3回目?

日中の気温は35度を超えるようになってきたシェムリアップ。
この時期は気候が日本と正反対なことがある意味季節感でもあります(笑

暑くなってくるこの季節、いいこともあるんです。

日本では高くてなかなか手が出ないマンゴーが大豊作。

3300坪の敷地の一角に植えられているマンゴーの木にはたわわに
実がなっています。


私の知っている限り(笑)今年3度目の収穫。

たまたまそこにいた子どもたち(笑
ケサイがうれしそうでした。
もちろん全部子どもたちのおなかに入ります(笑

庭のマンゴーを見る限り4月くらいまではまだまだ獲れそうです。

2013/02/14

恋人祭り?(笑

2月14日は言うまでもなくバレンタインデー。
日本では女子が男子にチョコを渡して告白?うーん、なんだか懐かしい(笑

私がカンボジアに来たばかりのころはそんな習慣あるはずもなく・・・。
なにそれ??と言う感じでした。

ところがここ数年2月14日になると路上でバラの花を1輪ずつきれいに
ラッピングしたものを売る人たちが現れ始めました。
カンボジアでは男子が女子にバラを贈る習慣として定着してます。

スナーダイクマエでは町でバラの贈り物が定着するずっと前から、私が
子どもたちにチョコレートを渡していました。
きっとみんなにとっては意味不明?(笑
当時は普段食べる機会のないチョコを口にするだけでうれしそうでした。


今年はどんなチョコをあげようか・・・
去年は質より量とばかりにたしかキットカットを大量に買ったような・・・(笑
というわけで、我が町が誇るショッピングモール・ラッキーへ。

お菓子売り場でアンコールワットを形どったチョコを発見。
バレンタインだから?普段は6個でセットになっているらしき箱に1個おまけが。
子どもたちは21名。
3セット買えばぴったり~☆

ということで、即買い(笑

1グループのセット バラの花もつけてみました♪
夕方から用があり外出予定だったため、食堂のテーブルの上にグループ
ごとのセットを置いてこっそり立ち去ろうとしたら・・・・

ちびっこたち、来ちゃった(笑
サンタじゃないから見つかってもいいか・・・(笑
あんまりかわいい笑顔でありがとうというのでパチリ☆
最近ちびっこを見つめる私のまなざしがおばあちゃんぽくなってるような(笑
本当に愛くるしい・・・。

そして夜。
用を済ませて帰宅すると、とっくに就寝時間のはずなのに男子が数名待機。

「みんなからおかあさんにです!バラはパナーくん、サヴィくん、サイハーくん
が持ってきました!」

と、ラタナーがにこにこしながら寄せ書きなどを渡してくれました。

じーん・・・。

よく見ると、バレンタインおめでとう!とか、またお菓子食べたい!とか、
じーんよりも「笑」みたいなメッセージもありましたが、これは本当にうれしい。

自発的に誰かになにかをしたいと思える子どもたちの心の余裕に感動です。

気持ちの受け取り合いができることって幸せですね。

今年もみんなで幸せなバレンタインを過ごしました。



おまけ☆
タイトル「恋人祭り」は、バレンタインをクメール語で「ボン ソンサー」と
言うのですが(最近でも言うのかな?前はそう言ってました。)
ボン・祭り、ソンサー・恋人で、「恋人祭り」・・・。