2013/09/23

日常の中で

スナーダイクマエの教育は「生きる力を身につけること」を
基本に考えられています。

それも机の上で学ぶだけではない、実践的な教育。

なんて言うとかっこいいのですが、要するに日々の暮らしの中に
学びがいくらでもあるということです(笑

毎日やってたから身についていたことってあると思います。
理想はまさにそれなのです。

今年から始めた魚の養殖もそうです。
スタッフ主導で私は予算決済のみというふうに始めましたが、
大人が全部するわけではないのです。

池の掃除や整備、えさやりなどは子どもたちもお手伝いします。
中でも大切な作業、「えさづくり」を今日はやっていました。


山盛りの空芯菜をとにかく刻むピサール
まだまだ途上のスナーダイクマエ養殖です。
最初の時は引き取りにきた卸業者が驚くほどに均等に大きく育てる
ことができましたが、自前のえさがなかったために思いのほかコストが
かかりました。
今回はえさを自分たちで作ります。

空芯菜はバナナ畑の足元に勝手に生えているもの。
これ以外にもバナナの葉っぱでもOKということなので、タダです(笑

いろいろ混ぜます
刻んだ空芯菜、米ぬか、トライソーという小魚やビタミン剤などいろいろと
混ぜていきます。

えさ作りマシーン大活躍
ミンチを作るような感じでうにょうにょ出てきます。

あとはこれを大きな団子にして干すだけ。

雪だるま・・・
魚の飼い方もえさの作り方もお手伝いしてるうちに勝手に覚えるのです。
お手伝いをすればするほどに「生きていくスキル」が身につきます。

みんなで一緒にすることで、共に生きることや一緒に行動するときの
心得がわかるようになります。

基本的生活習慣はもとより、生きていくために必要なスキルやみんなと
一緒に生きていくのに必要な公共心や道徳心を普段の生活の中で
さりげなく身につけていく、そんな場所がスナーダイクマエです。

そういえばラタナーは作業しながら「養殖」「米ぬか」などの日本語の
単語も覚えていましたよ(笑

2 件のコメント:

  1. いいですね~ 頑張ってください。

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    1. コメントありがとうございます。

      みんなで一緒にするのがいいですよね。みんながんばってます!

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