2012/02/19

日本語スピーチコンテスト2012

カンボジアの日本語学習者にとって1年に1度の大イベント
日本語スピーチコンテストが今年も王立プノンペン大学内の
CJCCという施設で開催されました。

今年は「絆フェスティバル」というイベントと同時開催。
多くのカンボジア人、外国人でにぎわっていました。

私とスレイニーは前日の2月18日にプノンペンに移動。
バスに揺られて6時間にもかかわらず、体調万全で元気に到着。

前日も当日の朝もゲストハウスの部屋で最後まで練習をしていた
スレイニー。
昨年は出場できたものの入賞を果たせず悔しい思いをした分
気合が入っています。


203名の応募原稿から、日本渡航経験がない「さくらの部」10名と
渡航経験者の「もみじの部」5名選抜されての発表です。
スレイニーは「さくらの部」で参加、10名中発表は10番目でした。

スピーチ「がんばるぞ」は、昨年の悔しさをいかにばねにして
今日のスピーチに取り組んだか、その経験を今後どう活かしたいか
を綴っています。

発音やアクセントはほぼ申し分なし。
親ばかではありません(笑
練習よりもはるかによくとおる大きな声で自信を持って発表する姿に
スナダイ精神を感じました!

そしてどきどきの結果は審査員特別賞(3位入賞)!!
スレイニーの努力の賜物です。

賞品として日本語の電子辞書を頂けたこともまた励みになると思います。

コンテスト終了後に施設の入り口で記念撮影。
昨年は浮かない表情でここを去ることになったスレイニーでしたが、
今年は晴れやかなままシェムリアップに帰ることができます。

翌朝のバスでシェムリアップに向かう前、いつもの朝食屋台で鶏肉ごはんを
食べるスレイニー。

「クイティウ(米でできた麺)を食べるとバスに酔います」と。
最後に一緒にアイスミルクコーヒーを飲んでバスに乗車。

なぜかバスに酔ってしまったスレイニーに原因を訊くと「たぶんコーヒー・・・」と。

苦笑

バスに乗るときはクイティウとコーヒーに注意です(笑

途中の休憩地点コンポントムで「酸っぱいものが食べたい」というスレイニーに
未熟のマンゴーを渡すと、すぐに回復しました。

とりあえず無事施設に戻り、みんなと笑顔で再会。

スレイニーの挑戦は他の子どもたちの励みになったと思います。

今年もいい経験ができました。

6 件のコメント:

  1. スレイニーさんよかった!
    がんばった分の結果が出せたんですね。
    おめでとうございます。
    おかあさんもおつかれさまでした!

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  2. naokoさま
    いつもありがとうございます!
    がんばりが実ったと実感できる経験をしてくれることが
    ここではたった一人の出来事ではなく、他の子にも確実に
    影響します。

    毎回スピコンは私が一番緊張するんですが(笑)本当に
    ほっとしました。

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  3. スレイニーさん おめでとう!
    私達には想像できないプレッシャーと戦ったんだと思います。
    頑張って成果が得られた事でこれからの彼女の人生にとって
    大きな宝物になったと思います。
    ところで、コンポントムでパナー君はタガメを食べていましたが、
    お二人とも虫は食べなかったですか?
    毎年訪問しているのでコンポントムは私にとって懐かしい街です。

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  4. ☆★おめでとうございます★☆
    おととしの11月にスナーダイ・クマエに行って、
    みなさんにお会いした時、
    日本語力の高さにとても驚いたのを覚えています。
    ほんとーにすごいですね!!

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  5. 宮沢様
    いつも本当にありがとうございます。
    自分が高校生の頃を思い返しても、これだけ立ち向かう気持ちが
    あったかどうか・・・。
    孤児院というといろんなイメージがあると思いますが、うちの場合
    たくさんの仲間がいて励まし合えることが強みだなと思いました。

    タガメは・・・食べないですね・・・(笑
    いままで誰にも食べたいと言われたことはないです。
    コウロギはありますが。
    私たちにとっては中継地点ですが、宮沢さんたちいとっては長い時間を
    過ごされる場所なんですよね!

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  6. Lisaさん
    コメントありがとうございます!
    スレイニーはあれからさらに日本語がうまくなっていますよ。
    子どもの吸収力、自分にも欲しいですね(笑

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