全部で7チームが参加した伝統舞踊コンテスト@シェムリアップ。
会場にはたくさんの観客が集まっています。
ダンスが踊れないうちのちびっこたちは見学組。
女子はカンボジア独特の厚化粧を施され、まるで別人でした(笑
ボーイソプラノとはきはきした口調が特徴のラタナー、なかなかの名演技。
なんとか踊りを終えたものの、他の組を見ていると実力差を見せつけられた
ようで、子どもたちは少し元気がありません・・・
審査発表になりました。
結果は残念ながら入賞なし。
上位3位まではプノンペンでのコンテストに参加する機会をもらえるだけに
みんなとっても残念そうでした。
帰宅後、BOCのみんなと一緒に昼食をとりましたので、少し私からも
話をさせてもらいました。
みんな、今どんな気持ちかな?
(子どもたち、「残念」「悔しい」・・・など)
その気持ちは、もし今回コンテストに出ていなければ感じることのなかった
大事な気持ちだよ。
じゃあ、これからどうしようか?
(子どもたち、「来年も出たい!」「もっと練習して上手になりたい」「BOCの
みんなとまたやりたい!」)
そうだね、悔しいと思うからこそ、次はもっともっとという気持ちになれるんだね。
順位も大切かもしれないけど、そういう気持ちを持って練習することが大切だよ。
そしてもう一つ、忘れないでほしいことがあります。
今回のコンテストに参加するために、伝統舞踊の先生、BOCのスタッフの方や
子どもたち、施設の指導員などみんなに協力してくれた人がたくさんいるということ。
自分たちだけではできないことを、こういう人たちの助けがあってさせてもらえた
ことを忘れずに感謝してほしいな。
曇っていた子どもたちの顔も少しずつ晴れてきました。
いつも優等生でいられるわけではないし、挫折感を味わうこともあると思います。
でもそれを次へのモチベーションにつなげてくれればいいのです。
今回はBOCの皆さんに本当にお世話になりました。
もしできれば来年も一緒に入賞目指して参加してもらえたら・・・と思っています。
本当にありがとうございました。
結果は残念でしたが子供達にとっては良い体験が出来たと思います。帰宅後の博子さんのアドバイス、素晴らしいですね。
返信削除この前のブログでも色々な方々の協力が紹介されていましたが、感謝の気持ちと次への飛躍を目指す心構え。
日本の子供達に掛けているところだと感じています。
宮沢様
返信削除いつも気にかけて頂きありがとうございます。
子どもたちへの言葉はいつも、そっくりそのまま自分に言い聞かせる言葉だと思っています(笑
カンボジアでは普段の成果を見てもらう機会が子どもにとってあまりにもなさすぎて、精神的成長を促進する経験がないように思います。
結果はどうであっても、それが次につながることも大切にできる人になってほしいと思います。
あとはやはり関わってくれている人への感謝の気持ちですね。
これは私にも言えることです。
いろんな経験をして子どもたちが子どもらしい感性で自分なりに得てくれたのではないかと思います。
昼食前のすがすがしい表情が印象的でした。