こっちもおめでとう！

子どもたちの通うワットボー小学校では毎年成績優秀者が
表彰されます。
クラスで成績が5位までに入った子どもなのですが、まず
全校生徒が約5000人（校長によると今年から入学者数に
制限をかけたらしいです）、1クラス70名もの生徒がいる
ことをお知らせしておきます。

以前は上位入賞者がたくさんいたスナーダイ・クマエ孤児院
の子どもたちですが、ここ数年まったく声がかからなくなり・・・
学力が低下しているのかと思い、自習時間の過ごし方を少し
変えていきました。
指導員のスタッフたちが個別に国語や算数の指導をする、
わからないところを子どもたちが認識して解決していく、本当に
シンプルなことですが地道に続けていきました。

これもスタッフが増えて、自習時間に雑用に追われて一緒に
いられないという状況がなくなったからできるようになったこと
だと思います。今はスタッフ同士で分担して指導しています。

その成果があったのか今年は3名の子どもが表彰されました。

小学2年生　オン　1位

いつもは悪ガキ・ジャイアンとしてブログに登場する彼ですが（笑）
実はお勉強もできたんですね。


小学4年生　ナチ　4位

おとなしく、黙々と集中力のある女の子。

大きな雷が鳴った時、私の腕をぎゅーーーっと握っていたのは自分が

怖かったのではなく、私を気遣ってくれてのことでした。

日頃の努力が実を結びました。

小学6年生　ヤー　5位

ナチと院内で１・２を争う優しい性格のヤー。

彼女が怒っている顔を見たことがありません。

お手伝いをしている時も誰よりも丁寧な彼女も、日ごろの成果が出た

のでしょうね。

久しぶりの表彰もうれしいのですが、他の子どもたちが自分のことのように

おめでとうと言っていたのが一番うれしいことです。

スナーダイ・クマエの子どもたちの長所は、他の人のことを一緒に喜べる

素直な心だと思います。